実験ポンプ内の流れ

解析特性

参考文献

Miner,S.M., “Potential Flow Analysis Of A Centrifugal Pump: Comparison Of Finite Element Calculation And Laser Velocimeter Measurement”, Ph.D. Dissertation, University of Virginia, 1988

問題の説明

参考文献には、レーザー速度計を使って実験規模のポンプから得られた流体データが含まれています。

このケースでは、Autodesk Simulation CFD で計算された流量と測定された運転点を比較します。ポンプに圧力ヘッドを指定して流量を計算し、その後、実験により得られたポンプのP-Q特性との比較を行います。

ジオメトリと境界条件

回転翼は、角度16°、ログスパイラル形状の側板で囲まれた4枚の翼です。流入口の半径は1.5インチ、吐出し部の半径は4.0インチ、翼の前縁の半径は2.0インチです。ボリュートはログスパイラル形状となっています。回転翼の吐出し部における流れに合わせるため、角度83° のボリュートが選択されました。回転翼領域およびボリュート領域のチャンネル幅は0.97インチです。

結果

  ベンチマーク 2014: ビルド 20130102 誤差 % 2015: ビルド 20131223 誤差 %
流量 83 gpm 81.79 1.45 80.20 3.37