レポート ジェネレータ

シミュレーションが完了したので、分かったことを共有する必要があります。以前は、必要な情報を発表用にまとめるのにかなりの時間と労力が費やされていました。これで、レポート ジェネレータを使用して結果を伝える方法をカスタマイズおよび効率化できるようになりました。[Simulation Report]ダイアログの中の該当する設定と入力フィールドに値を入れて[生成]をクリックし、情報を Microsoft Word 文書に出力します。あるいは、今すぐ文書を作成する必要がない場合は、[保存して閉じる]を使用して、あとで使用するときのために設定を保存しておきます。[リセット]をクリックして、すべての値を既定値に戻します。

一般

[一般]タブの情報を入力および修正を行い、レポートの表紙を作成します。いくつかの項目は既定で事前入力されますが、すべてのフィールドが編集可能です。ここで入力した情報(タイトルと小見出し以外)は、CFD のセッションを切り替えても保持されます。

内容

サマリーを作成し、シミュレーションの内容のうちレポートに含めるものを選択します。選択した項目は、CFD のセッションを切り替えても保持されます。
注: レポートにはソフトウェアのバージョンを含めることができますが、値を編集することはできません。

シミュレーション

レポートに含める設計およびシナリオを選択します。

この例では、一連のバルブ設計シミュレーションについて説明するレポートをカスタマイズして生成します。

ステップ 1:

[一般]タブでいくつかのフィールドをアクティブにし、カバー ページをカスタマイズするための情報を入力します。

ステップ 2:

[目次]タブで、説明を追加し、[ランタイム]のコンテンツを除外します。なぜならレポートを要求しているスティーブは設定と結果にのみ関心を持っているからです。

ステップ 3:

[シミュレーション]タブでは、両方のシナリオを選択したままにしておきます。スティーブは各シミュレーションの結果を比較したいからです。

ステップ 4:

レポートのカスタマイズが完了したら、[生成]をクリックしてレポートを発行します。サンプルのカバー ページは次のようになります: