[出力ファイルとオプション]タブでは、作成するファイルを指定します。新規ファイルは、ネイティブのバイナリ形式またはテキスト ファイルで作成できます。テキスト出力ファイルを作成する場合は、数多くの形式オプションを使用できます。
Nodal Results Translator 16.000 Execution date: 11-16-2002 18:58:57 Existing Results File: C:\FEA\static.do File date: 11/14/02 7:51:00 PM 38,2,0,0,0,0,0,0,0,11,1014503942,10.7 1,0,0,0,0,0,0 2,0,0,0,0,0,0 3,0,0,0,0,0,0 4,0,0,0,0,0,0 5,-5.499E-02,8.528E-02,-1.103,-8.080,-2.518,-10.031 6,-0.102,-8.528E-02,-3.514,8.080,-6.557,-7.985
チェック済みのテキスト ヘッダ: 列を区切るためにカンマを使用した、見出しありのテキスト ファイルのサンプル出力。自由度の出力行(この部分的出力の最後 6 行)のそれぞれには、荷重ケースおよび節点番号も含まれます。
Nodal Results Translator 16.000 Execution date: 11-16-2002 18:59:07 Existing Results File: C:\FEA\static.do File date: 11/14/02 7:51:00 PM # Nodes,# Load Cases,Analysis Code,Direction Code,IDum1,IDum2,.. 38,3,0,0,0,0,0,0,0,11,1014503942,10.7 Load case #,Node #,Displ. x,Displ. y,Displ. z,Rot. x,Rot. y,Rot. z 1,1,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000 1,2,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000 1,3,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000 1,4,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000,0.00000 1,5,-0.05499,0.08529,-1.10309,-8.08047,-2.51857,-10.0310 1,6,-0.10232,-0.08529,-3.51491,8.08047,-6.55785,-7.98501
メカニカル イベント シミュレーション(MES)や熱伝達などの非定常解析では、荷重ケース番号に対応する時間をテキスト ファイルで提供します(MESの場合は.LTM、熱伝達の場合は .LTT)。 したがって、適切な場合は、これら 2 つのファイルをマージして、時間を出力に追加することができます。
出力の対象を指定するために荷重ケース スプレッドシートを使用して、単一の行に結果をグループ化する場合、選択した見出し情報がスプレッドシートの新規の行のそれぞれに対してプリントされます。これは、スプレッドシートの各行で異なる節点をプリントする場合に必要です。節点結果の変換で見出しを再プリントしないと、出力した内容を忘れてしまう可能性があります。
結果 6 列 X LCxN 行を含むスプレッドシート形式のバイナリ結果ファイルを想像してみてください(LC は荷重ケース数、N はモデル内の節点数です)。結果をグループ化しないと、節点結果の変換では、同じように、すなわち 6+ 列 X LCxN 行の結果が出力されます。(当然、列数は、選択した出力のオプションによって異なります。)結果をグループ化すると、節点結果の変換では、Nx6 列 X LC 行の結果が出力されます。
結果を単一の行にグループ化すると、ある特別な問題が発生する場合があります。慎重に操作を行わないと、他のアプリケーションで処理できないほどの列が生成される場合があります。例えば、ほとんどのスプレッドシートで処理できる列数は、256 列のみです。したがって、100 の節点を含むモデルの結果をグループ化し、X、Y および Z 変位を求めると、節点結果の変換では、300 の列が生成されます(それに加え、選択されている場合は、荷重ケース番号の追加の列)。
このような状況が起きた場合、アプリケーションで個別の出力ファイルを作成してから結合することが可能な場合があります。例えば、節点 45 の X 変位、節点 34 から 50 の Y 変位、節点 17 から 28 の Z 変位を求めるとします。30 の節点すべて(45、34-50、17-28)における 3 つすべての結果(X 変位、Y 変位および Z 変位)を出力する必要があるため、最終的には 90 列になります。この列数が多すぎる場合、節点 45 の X に対する 1 列を 1 つのファイル、節点 34-50 の Y に対する 17 列を 2 番目のファイル、節点 17-28 の Z に対する 12 列を 3 番目のファイルに書き込みます。
グループ化された結果とグループ化されていない結果の違いを次の例に示します。
![]() |
![]() |
[結果をグループ化]を選択していない場合選択した結果(このサンプルの非定常熱伝導解析からの温度)は、行ごとに 1 つの節点という形で書き込まれ、すべての結果が 1 つの列に配置されます。(スプレッドシートにインポートされた例の節点結果トランスレートの出力。) | [結果をグループ化]を選択している場合同一セットの結果は、1 行に 1 つの時間ステップ/荷重ケースの形で書き込まれ、複数の列にすべての結果が配置されます。この形式では、プロット、および長期にわたる平均結果などその他の操作をより簡単に実行できます。 |
出力の各値を区切るために使用する文字を示すには、ドロップダウン リストを使用するか、文字を入力します。事前定義の列区切りは、カンマ(,)、セミコロン(;)、タブ、改行、スペースです。改行文字を使用すると、各出力値が新規行に配置されます。ほとんどの場合、これは役に立たない場合があり、節点結果の変換で結果を再び読み込めない可能性があります。
入力できる文字であれば、列区切りとして使用できます。例えば、出力を追加の操作なしにテキスト レポートに配置する場合、| を入力して、次のような表形式の出力を作成できます。(この場合、単一スペースを維持するために、レポートでは Courier などの固定ピッチのフォントを使用する必要があります。) 例外: 引用符記号("")は機能しません。
# | Displ. x | Displ. y | Displ. z | Rot. x | Rot. y | Rot. z 1 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 2 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 3 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 4 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | 0.000 5 | -0.055 | 0.085 | -1.103 | -8.080 | -2.519 | -10.031 6 | -0.102 | -0.085 | -3.515 | 8.080 | -6.558 | -7.985 7 | 0.061 | 0.085 | -2.535 | -8.080 | 8.723 | -10.031 8 | 0.754 | -0.085 | -2.083 | 8.080 | 60.611 | -7.985 9 | 0.000 | 0.364 | -2.206 | -17.733 | 10.101 | -20.062 10| -0.163 | -0.364 | -7.030 | 17.733 | 3.819 | -15.970
このボタンを押して、出力数値(6 つの自由度の数値のみ)の形式を制御します。このボタンを押すと、次のポップアップ ウィンドウが表示されます。
[数値の形式]ダイアログ ボックスでテキスト出力の形式を指定します。各オプションを変更した場合のランダムに生成された番号のサンプルを示します。
[調整値]セクションには、既存の結果ファイルに含まれる 6 つの自由度値(変位、速度など)のラベルおよび入力ボックスが表示されます。特定の解析タイプで、自由度を使用していない場合は、ラベルには N/A (適用不可)が表示されます。例えば、熱伝達ファイルには、1 つの自由度(2 番目のボックスの温度)しか含まれていません。その他の 5 のボックスには、N/A が表示されます。元の値のそれぞれは、修正なしで新規結果ファイルに変換されます。オプションとして、既存の結果に対して、値を足したり引くことができます。
[新規結果ファイルのタイプ]をテキスト ファイルに設定すると、6 つの自由度ボックスのそれぞれの前にチェック ボックスが表示されます。チェック ボックスを選択した自由度のみが新規結果ファイルに書き込まれます。その他すべての列は無視され、新規結果ファイルには書き込まれません。[すべての出力列を選択]ボタンを使用すると、すべてのチェック ボックスをアクティブにできます。[すべての出力列を選択解除]ボタンを使用すると、すべてのチェック ボックスをクリアできます(その後で、出力の数量を個別に選択します)。後でテキスト ファイルを節点結果の変換に読み込む場合は、6 つすべての自由度値を、それらが実際値または N/A であるかに関わらず、出力する必要があります。
[新規結果ファイルのタイプ]をテキスト ファイルに設定すると、1 つまたは 2 つの追加の結果チェック ボックスが表示される場合があります。これらの追加のチェック ボックスによって、自由度の大きさを出力できます(たとえば、応力解析での全変位の大きさ)。大きさの計算では、自由度を出力するかしないかに関わらず、調整値が考慮されます。