Thin Client: ビューをカスタマイズする

並べ替え順序を指定し、表示するプロパティを設定し、レイアウトを変更することで、シン クライアントでのデータのビューをカスタマイズすることができます。

注: Vault Workgroup でシン クライアントを使用するには、Vault Office ライセンスが必要です。Vault Professional の場合、シン クライアントを介して既定で読み取り専用アクセスを行うことができます。読み取り/書き込みアクセスを行うには、Vault Office ライセンスが必要です。

ビューを変更する

シン クライアントには、コンテンツを表示するためのビューが 3 つあります。

  1. [グリッド]: 列ヘッダがあるテーブル レイアウトでコンテンツが表示されます。
  2. [タイル]: 大きいサムネイルとしてコンテンツが表示されます。[並べ替え]リストで選択したプロパティに基づいて、ビューの内容を並べ替えることができます。ただし、設定したプロパティがサムネイルで表示されません。
  3. [プランク]: プロパティとともに大きいサムネイルとしてコンテンツが表示されます。[並べ替え]リストで選択したプロパティに基づいてビューのコンテンツを並べ替えることができます。

並べ替える

任意のビューのコンテンツを並べ替えることができます。ビューに設定したプロパティに基づいて、昇順または降順に並べ替えることができます。

列ビュー

タイル ビューとプランク ビュー

BOM ビューをフィルタする(Vault 2015 R2 のみ)

BOM ビューに表示行のみを表示するか、非表示行のみを表示するかをフィルタできます。また、BOM ビューに非リリース アイテムを表示するかどうかを指定することもできます。

注: 管理者は、フィルタ用に表示行と非表示行の両方および非リリース アイテムを表示する権限を付与して、これらのコントロールを許可する必要があります。
  1. アイテムを選択し、任意の BOM ビューをクリックします。
  2. [フィルタ] をクリックして、BOM に表示するアイテムのタイプを制限します。
  3. 各フィルタ オプションの設定をオンまたはオフに切り替えます。
  4. [適用]をクリックして変更内容を保存します。

アイテム履歴ビューを切り替える(Vault 2015 R2 のみ)

管理者がアイテムのすべてのバージョンの表示を許可した場合、履歴ビューの[すべてのバージョンを切り替え]をクリックして、アイテムのすべてのバージョンとアイテムの最新バージョンのみとを切り替えることができます。

プロパティを設定する

シン クライアントのビューごとに表示するプロパティを設定することができます。管理者は既定のプロパティを強制できます。この場合、ユーザはビューの設定を行うことはできません。[プロパティを設定]ボタンが表示されない場合は、表示するプロパティを管理者が適用しています。

  1. 設定対象のビューに対応する[プロパティを設定] をクリックします。
  2. [使用可能なプロパティ]リストで、表示するプロパティを選択し、[追加]をクリックして右側のリストに移動します。[選択したプロパティ]リストで、削除するプロパティを選択し、[削除]をクリックします。
  3. プロパティの表示順序を調整するには、プロパティを選択し、[上へ移動]または[下へ移動]をクリックします。
    注: 複数のプロパティを選択するには、[Ctrl]または[Shift]を押しながら選択します。
  4. [保存]をクリックます。

管理者が最初に選択したプロパティには、いつでも戻すことができます。

  1. [既定にリセット]をクリックします。
  2. [保存]をクリックます。

ページング

シン クライアントでは、ページングを使用してオブジェクトが表示されます。一定数のオブジェクトが最初に表示されます。ページの最下部までスクロールした時点で、表示するオブジェクトがさらにある場合は、これらのオブジェクトが自動的にロードされます。ページの最下部まで到達するたびに後続のオブジェクトが一定数まとめてロードされ、すべてが表示されるまでこの処理が繰り返されます。既定では、ロードされるオブジェクトの数は 1 回につき 200 です。Autodesk Data Management Server Console の[管理]ダイアログで、ページ設定オプションを変更することができます。

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