サーバを再インデックスすると、Vault 内のすべてのファイルからプロパティが抽出されます。通常、このインデックス処理は、ファイルが初めて Vault に追加された場合か、更新されたバージョンがチェックインされた場合に発生します。以下の目的で、Vault 全体の再インデックスを適宜実施します。
- システムにとって既知である Vault に新規プロパティを追加する場合
- 必要でなくなった Vault から不要なプロパティを削除し、SQL Server データベースのスペースを節約する場合
Autodesk Vault Server は、Microsoft が開発した iFilter と呼ばれる技術を利用します。iFilter は、ファイル内のプロパティ データのオープンと抽出方法に関する命令セットを含む、サーバ上に存在する小さなアプリケーションです。既定では、Autodesk Vault Server によりインストールされる iFilter はごくわずかであり、それ以外のものはオペレーティング システムに存在します。また、その他のファイル フォーマットに対応した、サード パーティ製の iFilter も存在します。iFilter を インターネットで検索すると、その他のソフトウェア開発会社が発表しているフィルタが見つかります。
既定で含まれている iFilter には以下のタイプがあります。
- AutoCAD® .dwg
- Autodesk Inventor®
- Autodesk® 3D Studio Max®
- Microsoft® Office