AutoCAD で履歴テーブル テンプレートの場所を設定する。

管理者は、Vault での標準化用の図面の履歴テーブルに表示される情報を設定できます。[履歴テーブルの設定]は、Autodesk Vault Client の[履歴テーブルの設定]で定義されます。これらの設定を変更するには、管理者権限が必要です。 

既定では、ユーザのアプリケーション データ フォルダで Vault 履歴テーブル スタイル、レイアウトおよび形式を決めるテンプレートが作成されます。それらのテンプレートをローカル コンピュータ内の他の場所または共有ネットワークの場所から参照することも可能です。

これは、AutoCAD のインストール フォルダ内にあるacad.exe.config file に XML タグのセットを挿入することで実現されます。

インペリアル単位の図面用の Vault 履歴テーブル テンプレートの場所を変更する

  1. AutoCAD のインストール フォルダから、XML エディタやメモ帳を使用して acad.exe.config ファイルを開きます。
  2. <AppSettings>タグの中に次の XML タグが入ります。

    <add key="VltRevBlockImperialTemplate" value="C:¥Imperial.dwg"/>

    この場合、Imperial.dwg ファイルは C:¥ drive のルート ディレクトリに位置しています。この場所を随意に変更することも可能です。

メートル単位の図面用の Vault 履歴テーブル テンプレートの場所を変更する

  1. AutoCAD のインストール フォルダから、XML エディタやメモ帳を使用して acad.exe.config ファイルを開きます。
  2. <AppSettings>タグの中に次の XML タグが入ります。

    <add key="VltRevBlockMetricTemplate" value="C:¥Metric.dwg"/>

    この場合、Metric.dwg ファイルは C:¥ drive のルート ディレクトリに位置しています。この場所を随意に変更することも可能です。
  3. 注: AutoCAD アプリケーションを再起動して、変更された設定内容を acad.exe.config に適用する必要があります。