Vault を作成する

追加の Vault を作成するには、サーバ コンソールを使用します。Vault を複数作成することで、情報を別々の場所に編成することができます。Vault は、相互に完全に独立しています。クライアント コンピュータは一度に 1 つの Vault にのみログオンできます。

注: マルチサイト環境で Vault を追加する場合、他のすべてのサイトでは新しい Vault は既定によって無効になります。これらのサイトでは、新しい Vault を有効にする必要があります。
  1. Autodesk Data Management Server Console を起動します。
    注: Autodesk Data Management Server Console を初めて起動する場合は、Vault を作成するかどうかを確認するメッセージが表示されます。[はい]をクリックしてログインし、手順 3 に進みます。
  2. ナビゲーション ペインで、Vault フォルダを選択します。
  3. [アクション] [作成]の順にクリックします。
  4. [Vault の作成]ダイアログで、新しい Vault の名前を入力します。名前に特殊文字やスペースを含めることはできません。
    注: Vault の名前を既存のライブラリと同じにすることはできません。
  5. ファイル保管場所は、既定の場所、または指定先の新しい場所に置くことができます。新しい Vault を既定のファイル保管場所に作成する場合は、[OK]をクリックします。新しいファイル保管場所を指定する場合は、[ファイル保管場所の選択]をクリックしてから[OK]をクリックます。
    注: ファイル保管場所は、Vault データベースが Vault サーバ内にある実際のファイルを保存する場所です。保管場所は、ローカルでもリモートでもかまいません。別のコンピュータ上の場所を指定する場合は、割り当てられたドライブに対して、UNC パス名の規則を使用します。例: \\SERVER\SHARE\Vault.
  6. 既定の Vault 構成を適用する場合は、[OK]をクリックして Vault を作成します。
    それ以外の場合は、[構成を使用]を選択し、Vault について次のいずれかの構成テンプレートを選択します。
    • [建築]: 建築、エンジニアリング、建設(AEC)の設計ワークフロー固有のプロパティを備えた Vault を作成します。
    • [インフラストラクチャ]: エンジニアリング、天然資源、インフラストラクチャ(ENI)の設計ワークフロー固有のプロパティを備えた Vault を作成します。
    • [製造]: 製造(MFG)の設計ワークフロー固有のプロパティを備えた Vault を作成します。
    • 注: 3 つの業界のテンプレートすべてに Civil 3D テンプレートが付属しています。
  7. [OK]をクリックして、Vault の作成を完了します。