MAX ファイル ファインダー ユーティリティ

MAX ファイル ファインダー ユーティリティを使用すると、特定のプロパティが含まれる Max ファイルを検索できます。

たとえば、次のような検索ができます。

このユーティリティは、標準ユーティリティと独立型の実行可能プログラムという 2 つの形態で使用できます。どちらでも機能はまったく同じです。

[Autodesk VIZ ファイル ファインダー](File Finder)ユーティリティでは、外部アプリケーションから Max ファイルのプロパティを読み込む方法が示されます。これらのプロパティには、オブジェクト名やプラグイン名など、あらかじめ決められたデータ、およびアプリケーション メニュー [プロパティ](Properties) [ファイルのプロパティ](File Properties)ダイアログ ボックスで設定する情報が含まれます。また、Windows のエクスプローラなど、ファイルのプロパティを表示するプログラムを使って、3ds Max の外部からデータを表示することもできます。

ヒント: このツールを[ファイルのプロパティ](Properties)ダイアログ ボックスの機能と組み合わせて利用することができます。チームでアニメーションを作成する場合に、個々のアニメータが[ファイル](File)メニュー [ファイルのプロパティ](Properties)ダイアログ ボックスで[カテゴリ](Categories)、[キーワード](Keywords)、[コメント](Comments)を作成し、[MAX ファイル ファインダー](File Finder)ユーティリティで検索できるようにすることが可能です。また、[内容](Contents)タブや[カスタム](Custom)タブも同様に使用できます。[MAX ファイル ファインダー](MAX File Finder)ユーティリティで、すべて検索できます。

オブジェクト レベルでも同じ使い方ができます。[オブジェクト プロパティ](Object Properties)ダイアログ ボックスには、任意のプロパティを入力できる[ユーザ定義](User Defined)タブがあり、このタブを使用してプロジェクトを構成できます。

インタフェース

[ファイル](File)メニュー

リセット(Reset)

リスト ボックス内の以前検出されたファイルをクリアします。

終了

アプリケーションを閉じます。

[ヘルプ](Help)メニュー

バージョン情報

ファイルの検索中に、さまざまな画像が表示されます。このダイアログ ボックスがアクティブになっている間は、バックグラウンドで検索が行われます。

MAXFinder ウィンドウ

検索する文字列

検索するテキストを指定します。フィールドに何も入力しなかった場合は、指定したプロパティを含むファイルがすべて検出されます。

ファイルの仕様

検索するファイルの種類を指定します。定義済みのファイルの種類は、*.max です。これ以外のファイルの種類(*.dwg など)も入力できます。すべてのファイルを検索するには、[*.*]を使用します。

このドロップダウン リスト ボックスで現在選択している項目は、Autodesk VIZ ファイル ファインダー ユーティリティの次回実行時に再び表示されます。

プロパティ

検索するプロパティを指定します。すべてのプロパティを検索するには、[すべて](All)を使用します。

開始

検索を開始します。検索中は、ボタン名が[キャンセル](Cancel)に変わります。[キャンセル](Cancel)をクリックすると、検索を中止できます。

参照

Windows の[フォルダの参照](Browse for Folder)ダイアログ ボックスを使用して、検索先のディレクトリを指定します。

サブ フォルダを含む

このチェック ボックスにチェックマークが付いている場合、現在のディレクトリとすべてのサブディレクトリが検索されます。チェックマークが付いていない場合、現在のディレクトリだけが検索されます。

ファイル リスト

検出されたファイルのうち、現在の検索条件に一致するものがリスト表示されます。

リスト内の検出されたファイルをダブルクリックすると、ファイルのプロパティ ビューワが表示されます。このダイアログ ボックスに表示される情報は、3ds Max 内で[アプリケーション](Application)メニュー[プロパティ](Properties) [ファイル プロパティ](File Properties)で表示される情報と同じものです。[<<]ボタンと[>>]ボタンを使用して、検出リスト内の前または次のファイルに移動できます。

プロパティ ビューワの使用中は、バックグラウンドで検索が行われます。