既に軌道を持っているオブジェクトに、回転キーを適用します。設定は、パス コンストレイントの設定と似ています。オブジェクトに既にモーションを割り当ててあり、パス コンストレイントを使わずに、その軌道に沿ってオブジェクトをフォローおよびバンクさせるときに使用します。
[フォロー/バンク](Follow/Bank)ユーティリティを使って、カメラがパスに沿って動くように設定した例
オブジェクトの X 軸がモーションの方向に自動的に合わせられます。方向を変更するには、このユーティリティを使用する前に、[階層](Hierarchy) [基点](Pivot)パネルで基点の方向を変更します。
設定のほとんどはパス コンストレイントと同じですが、このユーティリティは、ダイナミックではありません。オブジェクトのアニメーションやユーティリティの設定を変更するたびに、[フォローを適用](Apply Follow)ボタンをクリックする必要があります。バンクの設定を調整するときは、オブジェクトが最も鋭く回転する位置に点を移動してから[フォローを適用](Apply Follow)をクリックし、先端コーナーで正しい効果が得られるようにバンク設定を調整します。
[フォロー/バンク](Follow/Bank)ユーティリティを適用するには:
オブジェクトが、開始フレームで方向を合わせ、軌道に沿ってフォローまたはバンクします。
現在選択しているオブジェクトの名前を表示します。複数のオブジェクトを選択している場合は、「複数選択」が表示されます。
クリックして、設定を適用し、回転キーを生成します。 このボタンをクリックするたびに、指定したフレーム範囲内の回転キー([サンプル](Samples)領域で設定)が削除され、再生成されます。
バンクを使うかどうかとバンク設定を指定するパラメータがあります。
回転キーを生成するフレームの範囲と、生成するキーの数を指定します。