「パラメータ」とは、ユーザが変更できる設定や値のことです。3ds Max の多くのオブジェクトにはパラメータがあり、これを変更することにより、オブジェクトのサイズや形を調整できます。これらのオブジェクトは、「パラメトリック オブジェクト」と呼ばれます。
チューブはパラメトリック オブジェクトの一例です。パラメータを変更するとジオメトリも変更されます。
固定されたシェイプとサイズを持つ物理的な積み木とは異なり、ジオメトリ プリミティブ(ボックス、球、らせんなど)はパラメトリックです。つまり、作成後に寸法、セグメント設定、その他の特徴を変更することができます。パラメトリック オブジェクトを変更するとプロパティがダイナミックに更新されます。
パラメータを変更するとオブジェクトの構造と外観が大幅に変わる可能性があります。たとえば、面の数を減らし、スムーズ オプションをオフにすることで、円柱を三角柱に変えることができます。また、同じ方法で円錐を 4 面ピラミッドに変えることができます。
別のシーンや Autodesk VIZ から合成したオブジェクトでは、パラメータの値にアクセスできます。Autodesk Architectural Desktop からリンクした図面内のオブジェクトは、Architectural Desktop で編集してから、3ds Maxを使用して、3ds Max にリンクし直す必要があります。
ジオメトリック プリミティブのほとんどすべての作成パラメータをアニメートし、アニメーション再生時にインタラクティブにその設定を変更できます。