従来のカメラとは、3ds Max 2016 よりも前のバージョンの 3ds Max で提供されていたカメラ タイプをいいます。
従来のカメラには 2 つの種類があります。
- ターゲット カメラはターゲット オブジェクトの周囲領域を表示します。ターゲット カメラを作成すると、カメラとターゲット(小さな箱)を表す 2 つの部分から成るアイコンが表示されます。カメラとカメラ ターゲットは個別にアニメートされるので、ターゲット カメラはカメラがパスに沿って移動しないときには使いやすくなっています。
- フリー カメラは、カメラの照準を合わせた方向を表示します。フリー カメラを作成すると、カメラとカメラの視野を表すアイコンが 1 つ表示されます。カメラのアイコンはターゲット カメラのアイコンと同じように表示されますが、アニメートされる個別のターゲット アイコンはありません。フリー カメラは、カメラ位置がパスに沿ってアニメートされるときに使うと便利です。
[カメラ補正](Camera Correction)モディファイヤでカメラ ビューを 2 点パースに補正すると、垂線は垂直のままです。
ヒント: [パースマッチ](Perspective Match)ユーティリティでは、バックグラウンドの写真を基にして同じ視点のカメラ オブジェクトを作成できます。特定の現場のシーンには便利です。