[ノイズ](Noise)ロールアウト(2D)

マテリアルの外観にランダム ノイズを加えることができます。ノイズは、フラクタル ノイズ機能を適用することでピクセルの UV マッピングを乱します。

ノイズのパターンは非常に複雑であり、ランダムなパターンを生成するのに広く利用できます。フラクタル イメージの特質と同様、自然界に見られるサーフェスをシミュレートするのにも適しています。

ノイズ パラメータは、互いに密接に関連しています。それぞれのパラメータがわずかに変動するだけで、大幅に異なる効果を生じる可能性があります。

注: ノイズ設定はビューポートでは表示されません。

上: チェック マップとビットマップ

下: 同じマップにノイズを適用

手順

マテリアルにノイズを加えるには:

  1. [ノイズ](Noise)ロールアウトで、[オン](On)チェック ボックスのチェックマークを付けます。
  2. 3 つのノイズ パラメータを調整して必要な効果を作成します。

マテリアルからノイズを削除するには:

ノイズ効果をアニメートするには:

  1. をオンにします。
  2. 0 以外のフレームに移動します。
  3. [ノイズ](Noise)ロールアウトの[アニメート](Animate)チェック ボックスにチェックマークを付けます。

    既定値では、3ds Max はアクティブなフレーム範囲のいずれかの端にアニメーション キーを設定します。

  4. 別のキーフレームで、[位相](Phase)値を変更します。

インタフェース

次のコントロールは、多くの 2D マップの[ノイズ](Noise)ロールアウトに表示されます。

オン

[ノイズ](Noise)パラメータをマップに影響させるかどうかを決めます。

[量](Amount)

フラクタル関数の強度をパーセントで設定します。この量が 0 (ゼロ)の場合、ノイズはありません。100 の場合、マップは完全なノイズになります。既定値は 1.0 です。

レベル

反復を意味します。関数が適用される回数です。レベルの効果は[量](Amount)の値で変わります。量が多くなるほど、[レベル](Levels)値の増大効果も大きくなります。範囲は 1 ~ 10 で、既定値は 1 です。

サイズ

ジオメトリに関連するノイズ関数のスケールを設定します。非常に小さい値ではホワイト ノイズになります。大きい値ではスケールがジオメトリのスケールを超えてしまうことがあり、ほとんど効果がありません。範囲は 0.001 ~ 100 で、既定値は 1.0 です。

アニメート

ノイズ効果にアニメーションを付けるかどうかを決定します。ノイズをアニメートする場合は、このパラメータをオンにする必要があります。

位相

ノイズ関数のアニメーション速度をコントロールします。