物理カメラの露出制御

[露出値](Exposure Value)と色応答曲線を使用して物理カメラの露出を設定します。

[標準](Standard)メニュー: [レンダリング](Rendering)メニュー > [環境](Environment) > [環境と効果](Environment and Effects)ダイアログボックス > [環境](Environment)パネル > [露出制御](Exposure Control)ロールアウト > リストから[物理カメラの露出制御](Physical Camera Exposure Control)を選択 > [物理カメラの露出制御](Physical Camera Exposure Control)ロールアウト
拡張メニュー: [レンダリング](Rendering)メニュー > [環境と効果](Environment and Effects) > [環境と露出の設定](Environment and Exposure Settings) > [環境と効果](Environment and Effects)ダイアログボックス > [環境](Environment)パネル > [露出制御](Exposure Control)ロールアウト > リストから[物理カメラの露出制御](Physical Camera Exposure Control)を選択。 > [物理カメラの露出制御](Physical Camera Exposure Control)ロールアウト

[露出](Exposure)領域

[カメラ別の露出を使用](Use Per-Camera Exposure)(既定値)。各カメラの[露出](Exposure)ロールアウトを制御して露出制御の効果を調整することができます。
[カメラ別の露出を無視(グローバルを使用)](Ignore Per-Camera Exposure (Use Global))各カメラの[露出](Exposure)ロールアウトは無視され、露出制御設定がすべての物理カメラレンダリングに影響します。

非物理カメラの露出: 旧バージョンのカメラの[露出値](Exposure Value)を設定します。既定値は 6.0 です。
物理カメラの EV 補正: 物理カメラの[露出値](Exposure Value)を設定します。既定値は 0.0 ですが、既定値では、各カメラの EV 設定によってこの既定値が 6.0 に上書きされます。
[カメラ別の露出を無視(グローバルを使用)](Ignore Per-Camera Exposure (Use Global))を選択すると、この設定は無効になります。既定値以外のグローバル EV を設定するには、[カメラ別の露出を無視(グローバルを使用)](Ignore Per-Camera Exposure (Use Global))を選択する前にこの値を変更します。

ハイライト、中間調、シャドウ: 色応答曲線を調整するには、これらのスピナーを使用します。
既定値: ハイライト = 0.25、中間調 = 1.0、シャドウ = 0.2 です。
カラーサチュレイション: レンダリングの色の彩度を変更します。１.0 を超える値では彩度が増加します。1.0 未満の値では減少します。既定値は 1.0 です。

物理ベースではないライトで使用する露出制御の物理スケールを設定します。その結果、人間の目がシーンに反応する場合と同様に、レンダリングが調整されます。

[無効](Disabled)は物理スケールを無効化します。シーンが非フォトメトリックライトを使用する場合、ライトが減光される可能性があります
[カスタム](Custom)(既定値)。各標準ライトの[強度](Multiplier)の値に[物理スケール](Physical Scale)の値を掛けて、光の強度(カンデラ)を算出します。たとえば、既定値の 1500 の物理スケールを使用すると、標準オムニライトは、1500 カンデラのフォトメトリック等方性ライトとしてレンダラーおよびラジオシティによって処理されます。[物理スケール](Physical Scale)は、反射、屈折、および自己照明にも組み込まれます。