合成マテリアル

合成マテリアルでは 10 個までのマテリアルを合成します。マテリアルは、ロールアウトのリストどおりに上から下へスーパーインポーズされます。マテリアルは、加算不透明度減算不透明度を使用して結合されるか、[ミキシング量](Amount)の値を使用してミックスされます。

注: サブマテリアルのシェーディングで 1 つでも[ワイヤ](Wire)に設定されているものがあると([シェーダ基本パラメータ](Shader Basic Parameters)ロールアウトを参照)、マテリアル全体がワイヤ マテリアルとして表示され、レンダリングされます。
ヒント: マップを結合することで目的の合成結果が得られる場合は、代わりに合成マップを使用します。合成マップは合成マテリアルよりも新しい機能で、より細かくコントロールすることができます。

インタフェース

基本マテリアル

マテリアル/マップ ブラウザをクリックして表示し、基本マテリアルを選択します。既定値では、基本マテリアルは標準マテリアルです。他のマテリアルは、標準マテリアルの上に、上から下へ順番にスーパーインポーズして合成されます。

[マテリアル 1](Mat 1)~[マテリアル 9](Mat 9)

この 9 つのグループには、それぞれ合成するマテリアルのためのコントロールがあります。既定値では、マテリアルは割り当てられていません。

チェック ボックス

チェックマークを付けると、合成にそのマテリアルを使用します。チェックマークを消すと、使用されません。既定値ではチェックマークが付いています。

ボタン

合成するマテリアルを割り当てるマテリアル/マップ ブラウザを表示します。

[A]、[S]、[M]ボタン

マテリアルをどのように合成するかをコントロールします。既定値は[A]です。

  • [A] このマテリアルは加算不透明度を使用します。マテリアルの中の色は、不透明度に基づいて合計されます。
  • [S] このマテリアルは減算不透明度を使用します。マテリアルの中の色は、不透明度に基づいて減算されます。
  • [M] このマテリアルは量の値に基づいてマテリアルを混合します(以下を参照)。色と不透明度の両方が、ブレンド マテリアルをマスクなしで使用したときの状態でブレンドされます。
[量](Amount)

ミキシングの量をコントロールします。既定値は 100.0 です。

加算(A)および減算(S)合成では、量の値は 0 ~ 200 の範囲になります。量が 0.0 の場合、合成は行われず、下のマテリアルは表示されません。量が 100.0 の場合、完全な合成が行われます。量が 100.0 を超えると、合成は「過負荷」になります。マテリアルの透明部分は、下のマテリアルが見えなくなるまで、さらに不透明になります。

ミックス(M)合成では、量は 0.0 から 100.0 の範囲になります。量が 0.0 の場合は合成は行われず、下のマテリアルは表示されません。量が 100.0 の場合は完全な合成が行われ、下のマテリアルだけが表示されます。