カーブを選択および分析し、エラーを検出した後で、[修正](Fix)パネルのツールを使用してカーブを操作し、エラーを修正できます。
修正内容は、選択する修正のタイプおよびその修正に設定するパラメータによって決まります。パネルの下部にある[選択を修正](Fix Selected)または[すべてを修正](Fix All)ボタンをクリックすると、修正操作が実行されます。
通常、修正は、キーの位置または値を変更するか、またはキーを削除することによって行います。基本的な修正技法には、スムージング、ブラー、ブース、キー削除があります。これは、オーディオ編集ソフトウェアで、音楽を波形で表示し、さまざまな方法でその波を編集してサウンドを調整する操作に似ています。同様に、位置トラックと回転トラックによって定義される Biped ボディ パーツのモーションについて、スピード、角度、加速、方向の変化の点でエラー状態を評価できます。
また、カーブを手動で修正することもできます。ワークベンチに複製されたトラック ビューの標準のキー ボタン([移動](Move)、[スライド](Slide)、[スケール](Scale)、[キーを削除](Delete Keys)など)を使用して、カーブ上でキーを選択および移動できます。
[レイヤ編集を表示](Show Layered Edit)をオンにすることによって、キーのレイヤ範囲にアクセスできます。これは、編集中のキーの周辺のキーに影響を及ぼすように編集操作を拡張する、ワークベンチの特殊なモードです。このモードは、3ds Max のソフト選択と同様に機能しますが、移動をより詳細に制御できます。これは、編集内容を既存のモーションにブレンドするのに役立ちます。