[ミキサー 基本設定](Mixer Preferences)ダイアログ ボックスでは、クリップ、トランジション、フレームの表示設定を変更できます。この操作は、[表示](Display)パネルでカテゴリ別に非表示にするのと同様です。また、このダイアログ ボックスでは Mixdown オプションも指定できます。
[ミキサー 基本設定](Mixer Preference)ダイアログ ボックス上の設定は、biped.ini ファイルおよび MAX ファイルに保存されます。
インタフェース
[表示 / 非表示](Show / Hide)領域
- クリップ
- 次の設定は、モーション Mixer トラックでのクリップの表示方法に影響します。
- [名前](Names) オフにすると、モーション Mixer 内の色付きクリップ バーにクリップ名が表示されません。既定値ではチェックマークが付いています。
- [スケール](Scales) クリップのスケールを表示します。クリップは[クリップを移動](Move Clips)などのツールを使用してサイズ変更できるため、スケールを表示することによって、クリップが元の長さの 2 倍であるかまたは半分であるかなどをすばやく確認できます。既定値はオフです。
- [使用範囲](Boundaries) 色付きクリップ バーの先頭と末尾でのフレーム番号表示のオンとオフを切り替えます。既定値ではチェックマークが付いています。
- [ウェイト カーブ](Weight Curves) ウェイティング ライン表示のオンとオフを切り替えます。[重み](Weight)ボタンがアクティブであるかどうかは関係ありません。既定値ではチェックマークが付いています。
- [タイム ワープ](Time Warps) クリップにタイム ワープが追加されている場合に、色付きクリップ バー上でのワープ表示のオンとオフを切り替えます。既定値ではチェックマークが付いています。
- トランジション
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次の 2 つの設定は、モーション Mixer トラックでのトランジションの表示方法に影響します。
- [インポイント](Inpoints) トランジション クリップ バー上でのトランジションの開始フレーム表示のオンとオフを切り替えます。既定値ではチェックマークが付いています。
- [アウトポイント](Outpoints) トランジション クリップ バー上にトランジションの終了フレームを表示します。既定値はオフです。
- その他
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次の設定では、モーション Mixer トラックに範囲バーおよびバランス カーブを表示するかどうかを指定します。
- [トラックグループ 範囲バー](Trackgroup Rangebars) 各トラックグループの上部に表示されるグレーの範囲バーを非表示にします。既定値ではチェックマークが付いています。
- [バランス カーブ](Balance Curves) バランス カーブ トラックを表示します。既定値ではチェックマークが付いています。
- すべてを表示
- [表示/非表示](Show / Hide)領域のすべてのチェック ボックスにチェックマークを付けます。
- すべてを非表示
- [表示/非表示](Show / Hide)領域のすべてのチェック ボックスをオフにします。
[フレーム表示](Frame Display)領域
次の設定は、モーション Mixer でのクリップの境界およびトランジションのインポイントとアウトポイントの表示方法に影響します。
- [グローバル](Global)クリップの開始フレームと終了フレームをフレーム番号で表示します。 トランジションのインポイントとアウトポイントには、トランジションが開始および終了するフレームが表示されます。既定値ではチェックマークが付いています。
- [ローカル](Local)クリップの境界の値が、フレーム内での実際の長さとして表示されます。 トランジションの開始フレームと終了フレームの番号とともに、追加された値を確認することによって、トランジションが各モーション クリップとどの程度オーバーラップしているかがわかります。
[Mixdown オプション](Mixdown Options)領域
次の設定は、モーション Mixer トラックでの Biped オブジェクト クリップ間のトランジションの表示方法に影響します。
- [Mixdownごとにオプションをプロンプト](Prompt For Options At Each Mixdown) チェックマークを付けると、モーション Mixer で[ミックス](Mix)メニューから[Mixdown を計算](Compute Mixdown)を選択したときに、[Mixdown オプション](Mixdown Options)ダイアログ ボックスが表示されます。既定値ではチェックマークが付いています。
- [フレームごとのキーフレーム](Keyframe Per Frame) チェックマークを付けると、Mixdown の計算時に、アニメーションの各フレームについてキーフレームが生成されます。既定値はオフです。
- [IK コンストレイントを適用](Enforce IK Constraints) 同じ片足または両足が足跡または接地キーによって接地される 2 つのクリップ間でトランジションが起こる場合に、トランジション中に足を接地状態に保ちます。既定値ではチェックマークが付いています。
- [連続性の範囲](Continuity Range) 実際のトランジションの後に追加のトランジション時間を設定して、足が接地位置から次のフレームのキーフレーム位置に移動する時間を割り当てます。範囲は 0 から 100、既定値は 6 です。
- [ハイパー拡張された脚をフィルタ](Filter Hyper–Extended Legs) トランジション中に脚が伸びきった状態になるのを防ぎます。この現象は、脚が完全にまっすぐにならないと足が接地位置に届かないように COM が移動する場合に起こります。このオプションを使用すると、Biped の踵を地面から上げて膝を曲げることによって問題が解決されます。既定値ではチェックマークが付いています。
- [膝の最大角度](Max Knee Angle) 踵が地面から離れる前の上脚と下脚の間の最大角度を設定できます。180 度に設定すると、脚が完全にまっすぐになります。160 度や 170 度に設定すると、脚が軽く曲がります。