[全範囲ズーム](Zoom Extents)、[選択図形ズーム](Zoom Extents Selected)

[全範囲ズーム](Zoom Extents)フライアウトには、[全範囲ズーム](Zoom Extents)ボタンと[選択図形ズーム](Zoom Extents Selected)ボタンが表示されます。

[全範囲ズーム](Zoom Extents)では、アクティブなパース ビューポートまたは正投影ビューポート内のすべての可視オブジェクトを中央に配置します。このコントロールは、シーン内のすべてのオブジェクトを 1 つのビューポートで確認したい場合に役立ちます。

[選択図形ズーム](Zoom Extents Selected)では、アクティブなパース ビューポートまたは正投影ビューポート内の選択した 1 つのオブジェクトまたは一連のオブジェクトを中央に配置します。このコントロールは、複雑なシーンの中で見失った小さなオブジェクトを探し出すときに役立ちます。

手順

1 つのビューポート内のすべてのオブジェクトをズームするには:

  1. ズームの対象とするパース ビューポートまたは正投影ビューポートをアクティブにします。
  2. ([全範囲ズーム](Zoom Extents))をクリックします。

    シーン内のすべてのオブジェクトがビューポートに表示されます。

特定のオブジェクトにズームするには:

  1. ズームの対象とするパース ビューポートまたは正投影ビューポートをアクティブにします。
  2. オブジェクトをクリックして選択するか、H を押してオブジェクトの名前で選択します。
  3. ([選択図形ズーム](Zoom Extents Selected))ボタンをクリックします。

    選択したオブジェクトがビューポートに表示されます。

[全範囲ズーム](Zoom Extents)からオブジェクトを除外するには:

    この手順は、シーン内の他のオブジェクトから遠く離れているライトを無視するときなどに使用します。

  1. オブジェクトをクリックして選択します。
  2. オブジェクトを右クリックして、[プロパティ](Properties)を選択します。
  3. [表示プロパティ](Display Properties)領域で、プロパティが[オブジェクト別](By Object)に設定されていることを確認します。
  4. [全範囲を無視](Ignore Extents)チェック ボックスにチェックマークを付けます。

    選択したオブジェクトが[全範囲をズーム](Zoom Extents)と[選択図形ズーム](Zoom Extents Selected)の対象外になります。

インタフェース

選択図形ズーム

シーン内の選択したオブジェクトまたはサブオブジェクト選択だけが 1 つのビューポートに表示されるように、ビューを中央に配置して拡大します。オブジェクトが選択されていない場合、その効果は[全範囲ズーム](Zoom Extents)と同じです。

注: [2D パン ズーム モード](2D Pan Zoom Mode)がアクティブの場合、[全範囲ズーム](Zoom Extents)を表す「Z」(Autodesk Maya のショートカットを使用している場合は「F」)を押すと、シーンの範囲をテストせず、単純に 2D パン ズームをその原点にリセットし、ビューポートの 100% が表示状態になります。
全範囲ズーム

シーン内のすべての可視オブジェクトが 1 つのビューポートに表示されるように、ビューを中央に配置して拡大します。

[オブジェクト プロパティ](Object Properties)で[全範囲を無視](Ignore Extents)チェック ボックスにチェックマークが付いている場合、オブジェクトは全範囲ズーム全ビューポートから除外できます。