マテリアルとマップは、Extension 2 で追加された機能です。新しいテクスチャ オブジェクト マスク機能は、コントロール オブジェクトを使用して、シーン内で領域をマスクしたりテクスチャをアニメートするため、マテリアル マップとしてシェイプや文字を適用したり、新しいクリエイティブな可能性を発揮できます。
新しいシェイプのマップはテクスチャ マップを定義するためにシェイプが使用されます。これは、デカールなどのグラフィックスを作成する場合に特に便利です。また、外部イメージエディタではなく、3ds Max で直接変更できます。アウトラインと塗り潰しカラー、マップの境界、アルファ値を設定します。階層をコントロールすることで、交差するシェイプでクリエイティブな結果を実現でき、シェイプのマップに対するすべての調整をアニメートすることができます。[HW ビットマップ サイズ](HW Bitmap Size)スライダは、レンダリング後に起こる、エッジのシャープさの問題を解決するのに役立ちます。
シェイプ マップは、[マテリアル エディタ](Material Editor)の[マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser)の[マップ](Maps) > [標準](Standard) > [ShapeMap]で見つかります。
新しいテキスト マップは、シェイプ マップと同じ機能がありますが、シェイプの代わりにテキストをサポートしています。通常の文字や取り消し線、アンダーラインなどを含めた特殊文字を個別にオン、オフにできます。
テキスト マップは、[マテリアル エディタ](Material Editor)の[マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser)の[マップ](Maps) > [標準](Standard) > [TextMap]で見つかります。
新しいテクスチャ オブジェクトのマスクでは、別のオブジェクトをマスクとして使用して、テクスチャを配置し、アニメートすることができます。他のオブジェクトに対してコントロールオブジェクトを配置することにより、マテリアル ID を調整したり、UV マッピングを更新せずに一意のテクスチャをすばやく正確に配置することができます。配置後、マテリアルの場所をアニメートするには、コントロール オブジェクトのパラメータをアニメートするだけです。サイズ、位置、回転など、コントロール オブジェクトにおけるパラメータの定義は、その影響範囲内のすべてのマテリアルに対して直接的な影響を及ぼします。テクスチャ オブジェクト マスクを使用して、テクスチャが一度に複数のオブジェクトにまたがって簡単に適用できます。
テクスチャ オブジェクト マスクは、[マテリアル エディタ](Material Editor)の[マテリアル/マップ ブラウザ](Material/Map Browser)の[マップ](Maps) > [標準](Standard) > [TextureObjMask]で見つかります。