[選択](select)メニュー(パーティクル ビュー)

選択を管理するためのコマンドがあります。

既定値では、パーティクル ビューが開いているときにはマウス カーソルが矢印の形状になっており、選択ツールがアクティブになっています。このツールを使用して、イベント、アクション、ツール、ワイヤを、ハイライト表示したり、移動したり、コピーしたりできます。また、このメニュー上のコマンドを使用して、要素すべてをハイライト表示したり、ハイライト表示を解除したり、またはカテゴリ別にハイライト表示したりできます。

注: [選択](Selected)オプションのいずれかを使ってレンダリングすると、3ds Max はビューポートで選択されているイベントだけをレンダリングします。このメニューの最後にある 3 つのコマンドを使用すると、パーティクル ビューとビューポートの間で、選択したイベントやフローを管理したり調整したりできます。これは、[表示](Views)メニュー [選択オブジェクトをシェーディング](Shade Selected)コマンドを使用する場合も同様です。
ツールを選択
選択ツールをアクティブにします。イベント表示のパンやズームを行うインタラクティブ ツールを使用した後に選択ツールに戻すには、このメニューを選択します。または、単純にイベント表示内のどこかを右クリックすれば、選択ツールはアクティブになります。
すべてを選択
イベント表示内のすべての項目をハイライト表示します。
選択を解除
イベント表示内のすべての項目を選択解除します。イベント表示内の空の領域をクリックしても、選択解除できます。
アクションを選択
イベント表示内のすべてのオペレータとテストをハイライト表示します。
オペレータを選択
イベント表示内のすべてのオペレータをハイライト表示します。
テストを選択
イベント表示内のすべてのテストをハイライト表示します。
イベントを選択
イベント表示内のすべてのイベントをハイライト表示します。
ワイヤを選択
イベント表示内のすべてのワイヤをハイライト表示します。
ダウンストリームを選択
現在ハイライト表示されているイベントより後のイベントをすべてハイライト表示します。1 つ以上のイベントがハイライト表示されている場合のみ使用できます。
選択を保存
イベント表示内でハイライト表示されている要素だけを MAX ファイルに保存します。後でこのファイルを開いたり、アプリケーション メニュー [読み込み](Import) [合成](Merge)を使って既存のシーンに組み合わせたりできます。
注: [パーティクル ビュー](Particle View) [選択を保存](Save Selected)コマンドでは、パーティクル ビューとシーンで選択されている項目がすべて保存されます。したがって、シーンで PF ソース アイコンが選択されている場合にこのコマンドを使用すると、そのグローバル イベントと、それに関連する発生イベントがすべて保存されます。パーティクル フロー設定の一部だけを保存するには、まずシーン内の選択をすべて解除してください。

また、(ジオメトリ オブジェクトを使用する[シェイプ インスタンス](Shape Instance)オペレータのように)オブジェクトを参照するアクションがある場合、そのアクションまたは親イベントがハイライト表示されているときに[選択を保存](Save Selected)を使用すると、参照オブジェクトも保存されます。

ビューポートから選択を取得
ビューポートで選択されているソース アイコンに対応するグローバル イベントをハイライト表示します。
選択をビューポートに適用
イベントの選択内容をビューポートに適用します。特定のイベント内にあるパーティクルだけをレンダリングするには、このコマンドを使用します。まず、パーティクル ビューで、レンダリングするイベントをハイライト表示します。次に、このコマンドを選択し、最後に[レンダリング範囲](Area To Render) [選択](Selected)オプションを使用してレンダリングします。
ビューポート内のソース/イベント選択の同期
ビューポートで選択されているソース アイコンに対応するすべてのイベントを選択します。その後、[ビューポートから選択を取得](Get Selection From Viewport)コマンドを使って、この選択内容をパーティクル ビューに適用できます。

[レンダリング](Render) [選択](Selected)オプションのいずれかを使って特定のパーティクル フローをレンダリングするには、この機能を使用します。