オービット ツールで、固定のピボット点を基点にして、現在のビューをモデルの回りで回転します。
[オービット](Orbit)ツールを使うと、モデルの方向を変更できます。カーソルは、[オービット](Orbit)カーソルに変化します。カーソルをドラッグすると、ビューは固定した状態のままで、基点を中心にモデルが回転します。
基点の指定
基点は、[オービット](Orbit)ツールでモデルを回転するときの基準点になります。基点は、次のような方法で指定できます。
- 既定値の基点 モデルを最初に開いた時点では、現在のビューのターゲット ポイントがモデルのオービットの基点として使用されます。
- オブジェクトを選択 [選択の感度](Selection Sensitivity)がオンの場合、[オービット](Orbit)ツールを使う前に、基点を計算するためのオブジェクトを選択できます。基点は、選択したオブジェクトの長さの中心点に基づいて計算されます。
- [センター](Center)ツール [センター](Center)ツールを使うと、オービットの基点として使用するモデルのポイントを指定できます。
垂直に保持
モデルを垂直に保持するように選択すると、モデルが基点を中心に回転する方法をコントロールできます。垂直に保持している場合、オービットは XY 平面に限定され、Z 軸に沿って行われます。カーソルを水平にドラッグすると、カメラは XY 平面と平行に移動します。カーソルを垂直にドラッグすると、カメラは Z 軸に沿って移動します。[オービット](Orbit)ツールで垂直方向を保持するかどうかを制御するには、[シーンを垂直に保持](Keep the Scene Upright)オプションを使用します。
手順
ビューの中心の周りでオービットするには:
- [オービット](Orbit)ツールを含むホイールを表示します。
- [オービット](Orbit)のウェッジをクリックします。マウス ボタンを押したままにします。
- カーソルが[オービット](Orbit)カーソルに変化したら、カーソルをドラッグしてモデルを回転します。
注: ビューの中央に表示されるモデルの部分を変更する必要がある場合は、[センター](Center)ツールを使用します。
- ホイールに戻るには、マウス ボタンを放します。
- ホイールを終了するには、右クリックします。
選択セットを中心にでオービットするには:
- Esc を押して、アクティブなコマンドをすべて終了します。
- [選択の感度](Selection Sensitivity)がオンになっていることを確認します。
- 基点の位置を定義するシーン内のオブジェクトを選択します。
- [オービット](Orbit)ツールを含むホイールを表示します。
- [オービット](Orbit)のウェッジをクリックします。マウス ボタンを押したままにします。
- カーソルが[オービット](Orbit)カーソルに変化したら、モデルを回転するため、カーソルをドラッグします。
- ホイールに戻るには、マウス ボタンを放します。
- ホイールを終了するには、右クリックします。
[オービット](Orbit)ツールの垂直方向を保持するには:
- [オービット](Orbit)ツールを含むホイールを表示します。
- [ビューポート設定](Viewport Configuration)ダイアログ ボックスの[SteeringWheels]パネルで、[オービット](Orbit)ツール [シーンを垂直に保持](Keep the Scene Upright)チェック ボックスがオンになっていることを確認します。
モデルのオービットは、XY 平面と Z 軸に限定されます。
- [OK]をクリックします。