レンダリング イメージの効果(Rendered Image Effects)

レンダリング イメージの効果は結果を確認するためにシーンをレンダリングすることなくプロダクション後の効果を追加することを可能にします。[環境と効果](Environment and Effects)ダイアログ ボックスの[効果](Effects)パネルから、各種効果を追加したり、イメージやアニメーションの最終レンダリングの前に表示したりできます。

レンダリング イメージの効果により、効果を対話式に確認することができます。効果のパラメータを調整すると、レンダリング フレーム ウィンドウは、シーン ジオメトリと適用された効果の両方の最終出力イメージで更新されます。効果を継続して実行するように選択した後に、その効果を手動で更新することもできます。

レンダリング イメージの効果と 32 ビット浮動小数点出力

3ds Max のレンダリング イメージの効果の大半は、mental ray レンダラーでオプションとして用意されているような、32 ビットの浮動小数点出力に対応していません(フレーム バッファ タイプを参照)。サポートされていない効果をレンダリングすると、次のようなダイアログ ボックスが表示されます。

サポートされていない効果を無視してレンダリングを続行するか、レンダリングをキャンセルするかを選択できます。

これらのレンダリング効果は、32 ビット浮動小数点出力をサポートします。

これらのレンダリング効果は、32 ビット浮動小数点出力をサポートしません。

  • ブラー
  • 輝度とコントラスト
  • 被写界深度
  • フィルム グレイン
  • レンズ エフェクト
    注: mental ray レンダラーによっては、個々のレンズ エフェクトはサポートされません。レンダリングでサポートされない効果を使用するには、既定値のスキャンライン レンダリングなどの他のレンダラーを選択します。
  • モーション ブラー