DXF ファイルへの書き出し

DXF ファイルは、AutoCAD (およびこのファイル形式をサポートするプログラム)のファイルからオブジェクトを読み込んだり、このファイルに書き出すときに使用します。

注: DXF 書き出しでは、メッシュ データのみを書き出します。シェイプとスプラインも、すべてメッシュ オブジェクトとして書き出されます。また、シーンにある開いたスプラインはメッシュ オブジェクトに変換できないため、書き出すことができません。

これらのオプションは、DWG の書き出しと同じです。

[書き出しのバ-ジョン](Export version)ドロップダウン リスト
書き出し先の AutoCAD のバージョンを選択できます。AutoCAD 2010、AutoCAD 2007、AutoCAD 2004、AutoCAD 2000、AutoCAD R 12 の DXF 形式への書き出しが可能です。
[シーン全体](Entire Scene)/[選択オブジェクト](Selected Objects)
  • [シーン全体](Entire Scene) (既定値)シーン内のすべてのオブジェクトが書き出されます。
  • [選択したオブジェクト](Selected Objects) オンにすると、選択したオブジェクトだけが書き出されます。このオプションをオンにすることは、[ファイル](File) [選択を書き出し](Export Selected)を使用することと同じです。

[ジオメトリ オプション](Geometry Options)領域

インスタンスをブロックに変換
インスタンスを AutoCAD ブロック挿入に変換します。ブロック定義は、最初に変換されたインスタンスと同じ名前を使います。オフにすると、各インスタンスは独立した AutoCAD オブジェクトとして変換されます。参照は、常に別個のオブジェクトとして書き出されます。
非表示オブジェクトをスキップ
非表示オブジェクトを書き出します。オフにすると、非表示オブジェクトは書き出されません。
押し出しのキャップを無視
オンにすると、シェイプを[押し出し](Extrude)モディファイヤを使って厚みプロパティを持つ 2D AutoCAD エンティティとして書き出します。[始点キャップ](Cap Start)と[終点キャップ](Cap End)のパラメータは無視します。オフにすると、[始点キャップ](Cap Start)と[終点キャップ](Cap End)のある、[押し出し](Extrude)モディファイヤの付いたシェイプは、ポリフェース 3D メッシュとして書き出されます。押し出された円形、ドーナツ、および長方形は、厚みプロパティを持つ AutoCAD の円形、ドーナツ、およびトレースとして書き出されます。