非線形解析で使用する塑性材料データを指定します。
弾性-塑性材料モデルの使用を選択した場合、非線形材料データが必要となります。非線形データを指定するには:
*.csv ファイル内の非線形データまたは[Stress-strain]テキスト ボックスに貼り付けるデータは、応力、ひずみ、角度、温度、相対湿度、ひずみ速度の順番にする必要があります。データは、コロン、セミコロン、またはタブで区切ることができます。各列に入力するデータがない場合、連続した区切り文字を使用して空白にしておくことができます。
充填材料の非線形データの場合、6 つの列すべてにデータがなければなりません。非充填材料データの場合、5 つの列にデータがなければなりません。非充填材料では角度は必要ありません。*.csv をインポートしたり、必要よりも少ないデータの列にデータを貼り付けようとすると、エラーが表示されます。必要なすべてのプロパティを把握していない場合は、連続した区切り文字を使用できることを覚えておいてください。
入力したデータに対して必ず単位を指定してください。応力は(MPa)または(psi)、角度はラジアン単位または度単位、温度はケルビン、摂氏、または華氏で入力できます。
ダイアログ ボックスの下部で、[Add Material Test Information]をクリックし、物理的なテスト プロセスに関する詳細情報を入力します。
解析で同じ材料を頻繁に使用する場合は、Moldflow のパーソナル データベース内に非線形データを保存しておくと、Advanced Material Exchange を使用するたびにデータを追加する必要がありません。Advanced Material Exchange に材料をインポートすると、非線形データが材料とともに保存されます。
これで材料に Ramberg-Osgood パラメータが格納されたので、Advanced Material Exchange にモデルをインポートするときに、非線形応力-ひずみデータを追加する必要はありません。
をクリックすると、非線形データ セットをいつでも確認できます。表示されたダイアログ ボックスで、材料の説明、機械的特性、フィラー特性、応力-ひずみデータ、機械モデルを表示できます。このダイアログ ボックスは、 からもアクセスできます。
一般的な非線形材料データを使用すると、赤色のラベルが付けられます。入力した非線形データには、黒いラベルが付けられます。