結果を表示する

特定の状態変数のコンター プロットを表示するのは、ラジエーター タンクの構造性能を評価するのに最適な方法です。特に、ここでは SDV9(母材の接線ヤング率)を確認します。

  1. ジョブが完了したら、メイン ツールバーから[File] > [Open]をクリックし、radiatortank_output.odb を開きます。これにより出力データベースファイルが開き、Visualization モジュールに切り替わります。ビューポートには変形していないタンクが表示されます。
  2. [Plot] > [Contours] > [On Undeformed Shape]をクリックしてコンター プロットを表示します。
  3. 出力変数のリストから SDV9 を選択します([Result] > [Field Output])。SDV9 は、母材材料の接線弾性ヤング率を表します。
  4. 圧力がタンクに適用されたら、解析ステップの最初から最後まで SDV9 を監視します。SDV9 は材料の軟化があるかどうかを示します。

    タンク側の穴の近くに大きな材料軟化が発生しています。タンクの加圧を続けると、穴のエッジ付近で破損が開始する可能性があります。