解析にバルク データ ファイルを送信する

バルク データ ファイルを解析に送信できるようになりました。

Helius PFA のインストール ファイルには、Helius PFA のジョブの送信を簡素化するための msc-helius.bat というバッチ ファイルが含まれています。このバッチ ファイルは、コンピュータの Helius PFA フォルダにある「bin」フォルダ内にあります。ここでは、このバッチ ファイルの使用方法を説明します。Windows 上で実行する場合と Linux 上で実行する場合ではいくつかの違いがあることに注意してください。

Windows 上で実行

  1. デスクトップ ショートカットからアクセスできる Helius PFA 2016 コマンド シェルを開きます。
  2. Tutorial_2_Nastran.bdf ファイルが保存されている場所にフォルダを変更します。
    >>cd <directory containing input file>
  3. コマンド シェルで次を入力します。
    >>msc-helius C:\MSC.Software\MSC_Nastran\20131\bin\nastran.exe Tutorial_2_Nastran.bdf
    ここで、C:¥MSC.Software¥MSC_Nastran¥20131¥bin¥nastran.exe は nastran.exe ファイルのパスです。
    注: マシン上の nastran.exe ファイルの場所が不明の場合は、コマンド シェルに msc-helius と入力すると場所が返されます。
  4. 有限要素解析完了後に結果を確認する手順については、チュートリアル 1 の「結果を表示して解釈する」セクションを参照してください。

Linux 上で実行

Linux 用のコマンド シェルはありません。したがって、msc-helius.sh ファイルの完全パスを提供する必要があります。

  1. Linux コマンド プロンプトで、Tutorial_2_Nastran.bdf ファイルを含むフォルダにナビゲートします。
  2. msc-helius.sh ファイルへのパスを指定します。
    $ /diana/autodesk/hpfa2016/bin/msc-helius.sh
  3. ここで、Nastran 実行可能ファイルのパスを提供します。
    $ /diana/autodesk/hpfa2016/bin/msc-helius.sh /diana/msc/20131/bin/nast20131
  4. 最後に、実行するファイルの名前を入力します。完成した例を次に示します。
    $ /diana/autodesk/hpfa2016/bin/msc-helius.sh /diana/msc/20131/bin/nast20131 Tutorial_2_Nastran.bdf
  5. 有限要素解析完了後に結果を確認する手順については、チュートリアル 1 の「結果を表示して解釈する」セクションを参照してください。