複合層の方向を決める場合には 2 つのローカル座標系が作成されます。
- 層材料の縦方向の軸が全体座標の X 軸方向に整列されたローカルの矩形座標系を定義する場合、コマンド プロンプトに LOCAL, 11, 0, 0, 0, 0, 0, 90, 0 と入力します。 この座標系は、0° の層に使用されます。
- 層材料の縦方向の軸が全体座標の X 軸と直交する方向に整列されたローカルの矩形座標系を定義する場合、コマンド プロンプトに LOCAL, 12, 0, 0, 0, 0, 0, 90, 90 と入力します。 この座標系は、90° の層に使用されます。
- これで、座標系を以前作成したコンポーネントに割り当てて、層レイヤを適切に位置合わせすることができます。コマンド プロンプトに次のコマンドを入力します。
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EMODIF, bottom_0, ESYS, 11
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EMODIF, middle_0, ESYS, 11
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EMODIF, top_0, ESYS, 11
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EMODIF, bottom_90, ESYS, 12
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EMODIF, top_90, ESYS, 12
LOCAL および EMODIF コマンドの詳細については、ANSYS APDL のマニュアルを参照してください。