Multi Color ダイアグノスティック シェーダ

単一のカラーで選択したすべてのサーフェスをシェーディングします。凹凸やへこみなどのサーフェスの不規則性を検出するのに便利です。

Multi Color アイコンにより、選択したサーフェスをすべて、選択可能な単色でシェーディングします。このシェーディング モードを使用して、モデルを完成品として表示し、凹凸やその他のサーフェスの変則性を検出します。

Light オプションを使用して、シェーディングの質を制御します。

Multi Color オプション

Diagnostic Shading はデフォルトで、カメラの視点にあるポイント ライト(点光源)を使用します。このライトをオブジェクトとして表示や選択はできませんが、次のオプションを使用してライトのパラメータを変更できます。

Show Orientation

このオプションをチェックすると、反転した法線を持つサーフェスやメッシュのコンポーネントが黄色にシェーディングされます

(このオプションを使用できるのは、Multi Color モードで HighlightsFast に設定されている場合だけです)。

Color

カラー スウォッチをクリックしてカラーを設定するか、スライダをドラッグして指定したカラーの明度を変更します このオプションは、Multi Color アイコンが選択されている場合のみ表示されます。

Specularity

サーフェスのハイライトのサイズと輝度を変更します。

Transparency

シェーディングされるサーフェスの透明度を 0.0(完全に不透明)から 1.0(完全に透明)の間で設定します。

Light Intensity

光源の輝度を設定します。

Highlights

Fast に設定すると、ハイライトは正確さよりも速度を優先して計算されます。Accurate に設定すると、ハイライトは速度よりも正確さを優先して計算されます。

このオプションは、Multi Color モードでのみ使用できます。

Link Light to Camera

このオプションをオンにすると(既定)、シェーディングの光源がカメラになり(ヘッドライトのように)、モデルの周囲をタンブルするとハイライトがモデルの上を移動します。

このオプションをオフにすると、光源はカメラから切り離されて現在の位置にロックされ、タンブルしてもハイライトは一定のままです。また、2 つのスライダと 1 つのマニピュレータが表示されて、モデルを中心にライトを回転できます。

注: 回転の中心は、Link Light to Camera がオフにされた時点で計算されます。これは、[Alt] + [Shift] + 左マウス ボタン(View > World Move Camera >TumbleTumble CenterWorld Point に設定)でタンブルしたときに使用されるタンブルの中心に相当します。 ジオメトリで POI (point-of-interest)を設定したり、View > Look At を行うと、タンブルの中心が変更され、したがって回転の中心が変更されます。
Light Azimuth
Azimuth 値の範囲は -180 度から 180 度で、ライトを水平に回転させます。
Light Elevation
Elevation 値の範囲は -90 度から 90 度で、ライトを垂直に回転させます。

次のオプションは Multi Color モードにのみ適用されます。

Reflections

これをオンにすると、次の Reflections オプションが表示されます。

Scene

プルダウン メニューの Scene をクリックして、リフレクション マップを選択します。選択肢には、ShowroomHallEvaluationDiffuseAbstract があります。

CGI Backgrounds 社提供のシーン画像: http://www.cgibackgrounds.com/

空の環境イメージ: Copyright © 2004 Dosch Design GmbH.その他のテクスチャ、3D モデル、HDRI の作例については、http://www.doschdesign.com をご覧ください。

Reflectivity

このスライダを使用して、モデルがシーンをどの程度反射するか制御します。