概要 - 点と値を計算する(VBA/ActiveX)

Utility オブジェクトのメソッドを使用すると、数学的問題をすばやく解決したり、図面上の点を検出することができます。

Utility オブジェクトのメソッドを使用して、次のような操作ができます。

• AngleFromXAxis メソッドを使用して、X 軸からの線分の角度を算出する
• AngleToReal メソッドを使用して、文字列形式の角度を実数(倍精度浮動小数点数)に変換する
• AngleToString メソッドを使用して、実数(倍精度浮動小数点数)形式の角度を文字列に変換する
• DistanceToReal method メソッドを使用して、文字列形式の距離を実数(倍精度浮動小数点数)に変換する
• CreateTypedArray メソッドを使用して、整数、浮動小数点数、倍精度浮動小数点数などの配列を含むバリアントを作成する
• PolarPoint メソッドを使用して、特定の点から指定された角度と距離の点を算出する
• TranslateCoordinates メソッドを使用して、点をある座標系から別の座標系に変換する
• GetDistance メソッドを使用して、ユーザの入力した 2 点間の距離を算出する

GetDistance メソッドを使用して、2 点間の距離を検出する

次の例は、GetDistance メソッドを使用して点の座標を取得し、MsgBox 関数を使用して算出した距離を表示しています。

Sub Ch3_GetDistanceBetweenTwoPoints()
  Dim returnDist As Double

  ' Return the value entered by user. A prompt is provided.
  returnDist = ThisDrawing.Utility.GetDistance(, "Pick two points.")
  MsgBox "The distance between the two points is: " & returnDist
End Sub