データを MapGuide にパブリッシュするときは、書き出されたグラフィックス オブジェクトとプロパティ データ セットについての情報を格納する Microsoft
Access Database(MDB)が作成されます。
書き出されたデータベース ファイル
テーブル名 | 内容 |
---|---|
ADT_図面 | このテーブルは、データの書き出し元の図面についての情報をまとめたものです。ファイル名、パス、最後の変更日、図面単位などの情報が含まれています。 |
ADT_オブジェクト タイプ | このテーブルは、書き出されたデータに格納されているオブジェクト タイプおよびオブジェクト スタイルの一覧を示しています。タイプやスタイルにはそれぞれ ID が割り当てられ、後でこの ID を使用して、ADT_オブジェクト テーブルの各オブジェクトが識別されます。 |
ADT_オブジェクト | このテーブルは、書き出されたデータに含まれる全オブジェクトをまとめたものです。 |
ADT_プロパティ セットの定義 | このテーブルは、書き出されたデータに格納されているプロパティ セット定義の一覧を示します。各プロパティ セット定義にはそれぞれ ID が割り当てられ、後でこの ID を使用して、各プロパティが識別されます |
ADT_プロパティ定義 | このテーブルは、書き出されたデータに格納されているプロパティの一覧を示します。個々のプロパティを識別するには、ADT_プロパティ セットの定義テーブルの PropertySetId を使用します。 |
<オブジェクト> | 1 つまたは複数のオブジェクトに直接アタッチされたプロパティ データを持ったオブジェクト タイプの場合は、各オブジェクト タイプごとに、オブジェクトとそのプロパティ データが格納されたテーブルが 1 つ作成されます。たとえば、書き出された図面に、フレームの奥行きと幅のプロパティがアタッチされたドアが多数含まれている場合、これらのドアとそのフレームの奥行きと幅のすべてが一覧として記述された DoorObjects テーブルが作成されます。 |
<オブジェクト>スタイル | オブジェクト スタイルを使ってアタッチされたプロパティ データを持つオブジェクト タイプの場合は、スタイルから得られたプロパティ データやオブジェクトを含むようにテーブルが作成されます。たとえば、書き出された図面に、ルーバーの高さと幅をコントロールするスタイルを持ったドアが数多くある場合、そのスタイルのすべてのドアと、各ドアのルーバーの高さと幅が記述された DoorStyles テーブルが作成されます。 |
データを MDB に書き出すときは、プロパティ セット定義名、プロパティ定義名、およびレイヤ名が次の条件を満たしていることを確認してください。