AutoCAD Architecture で提供されている Basic 面積計算標準では、グロスおよびネット面積を計測する一般的な規則が提供されています。この規則は、米国のほとんどの建築物検査官や建築規制官によって受け入れられています。
スペース境界タイプ | 分類 | 境界オブジェクト | 壁タイプ | 境界 |
---|---|---|---|---|
ネット | N/A | ドア | スペースが隣接している壁 | ドア パネルの中心線まで計測 |
ネット | N/A | 開口部 | スペースが隣接している壁 | 開口部フレームの中心線まで計測 |
ネット | N/A | 壁 | 壁 | 隣接する面まで計測 |
グロス | N/A | 壁 | スペースが隣接していない壁 | 反対側の面まで計測 |
グロス | N/A | 壁 | スペースが隣接している壁 | 壁の中心線まで計測 |
閉じられたポリラインや矩形などの AutoCAD オブジェクトを使用して、自動調整スペースから差し引かれるスペースを生成することができます。これを行うと、たとえば、建築スペースを表したり、その反対に、利用できない領域を表すことができます。AutoCAD オブジェクトは、そのオブジェクトの動作をコントロールするように分類できないので、基本標準の AutoCAD オブジェクトによって形成された、差し引かれる囲まれたスペースには次の標準動作が適用されます。