AecSpaceOffsetInfo クラス リファレンス

AecSpaceOffsetInfo 基本クラスのすべてのメンバーが表示されます。

AecSpaceOffsetInfo クラスは、境界隣接規則の適用の結果としてオフセットを記述するために使用します。 これは、AutoCAD Architecture がこの規則の割り当て先である標準に従ってスペースの境界オフセットを計算する必要があるときに、AutoCAD Architecture によって呼び出されるクラスの Apply メソッドの実装によって返されます。

タイプと値の 2 つのプロパティがあるオフセットを定義します。タイプは、壁の隣接面など、境界オブジェクトで割り当てるオフセットの場所を定義します。値は、その位置合わせからの追加のオフセット距離を定義します。ここで、正であると対象のスペースから離れています。たとえば、反対側の面に向かってさらに 1" のオフセットが作成される壁の中心に位置合わせするオフセットを定義できます。

namespace Autodesk.Aec.SpaceOffsetRulesManager
{
public class AecSpaceOffsetInfo
{
public static AecSpaceOffsetInfo kNoChange;
public static AecSpaceOffsetInfo kOffsetToAdjacent;
public static AecSpaceOffsetInfo kOffsetToCenter;
public static AecSpaceOffsetInfo kOffsetToOpposite;
public AecSpaceOffsetInfo(AecSpaceOffsetType type);
public AecSpaceOffsetInfo(AecSpaceOffsetType type, double value);
public AecSpaceOffsetType OffsetType { get; set; }
public double OffsetValue { get; set; }
}

} 

} 

Autodesk.Aec.SpaceOffsetRulesManager.AecSpaceOffsetType 列挙タイプは、次の値のいずれかにできます。

値	説明
Adjacent	オフセットを境界オブジェクトの内側に定義します(これは通常、オフセットがまったくない状態に相当します)。
中心	オフセットを境界オブジェクトの中心に定義します。
Opposite	オフセットを境界オブジェクトの反対側に定義します。
NoChange	既に適用されているオフセットを変更しません。