概要 - カーテン ウォール スタイルの要素定義を作成する

要素定義により、4 つの基本的なカーテン ウォール要素の外観が決まります。それぞれの要素には異なる定義タイプがあります。

カーテン ウォール グリッド要素タイプ

それぞれのタイプの要素は、複数の定義を持つことができます。たとえば、分割を定義することにより、水平グリッドまたは垂直グリッドを作成することができます。セルを定義することにより、ネストしたグリッドや組合せ窓を含めることができます。要素定義を保存し、後でそれらを必要に応じてグリッド、セル、フレーム、マリオンに割り当てることにより、それらを簡単に再利用することができます。

要素定義は、スタイル固有です。特定のカーテン ウォール スタイルに対する要素定義を作成すると、それらの定義は、そのスタイルのカーテン ウォールにのみ使用可能となります。たとえば、あるカーテン ウォール スタイルに対して組合せ窓の面材を定義しても、別のスタイルのカーテン ウォールを編集するときに、その面材をオプションとして使用することはできません。

新しいグリッド分割、新しいフレーム、セル面材、仕切りなど新しい要素定義を作成するときに、この要素の外観(レイヤ、色、線種のプロパティ)を残りの要素とは別にコントロールするには、この要素の表示コンポーネントを定義する必要があります。たとえば、新しいパネル面材を定義しており、それにコンクリートの灰色を割り当てるには、新しい面材の表示コンポーネントを定義して、灰色を割り当てる必要があります。新しい要素の表示コンポーネントを定義しない場合には、そのタイプの既定要素の表示コンポーネントによって、表示がコントロールされます。たとえば、新しいパネル面材があるが、その面材の表示コンポーネントを定義しない場合には、既定の面材表示コンポーネントによって、表示がコントロールされます。