負荷の計算を行うには、分析するすべてのスペースに SpaceEngineeringObjects、ThermalProperties、ZoneEngineeringObjects スタイル プロパティ セットを追加する必要があります。スタイル マネージャで、gbxml プロパティ セット定義図面から現在の図面にプロパティ セット定義をコピーします。これらのプロパティ セット定義を図面内のスペースとゾーンに割り当てると、エンジニアリング データを編集して適切な環境条件をモデル化できます。その後、このデータを gbXML 形式で書き出し、さまざまな分析ソフトウェア プログラムで使用できます。
SpaceEngineeringObjects、ThermalProperties、ZoneEngineeringObjects スタイルによってこのプロパティ セットが構成されます。
エンジニアリング データ スタイルを図面内のスペースとゾーンに適用できるようになります。
このプロパティ セットが、選択したスペースに追加され、[拡張データ]タブに表示されるようになります。
プロパティ | 説明 |
---|---|
条件タイプ | 部屋の条件を設定する方法を指定します。 |
照明負荷 | 部屋の照明負荷を入力します。スタイルで面積あたりの照明負荷を指定した場合は、[既定の照明負荷]プロパティ セットにより、部屋の面積に基づいて照明負荷が計算されます。このプロパティに照明負荷の値を入力すると、計算された値を変更できます。 |
設備荷重 | 部屋の設備荷重を入力します。スタイルで面積あたりの設備荷重を指定した場合は、[既定の設備荷重]プロパティ セットにより、部屋の面積に基づいて設備荷重が計算されます。このプロパティに設備荷重の値を入力すると、計算された値を変更できます。 |
外気の流れ | 外気の流れの値を入力します。 |
給気の流れと還気の流れ | 基準となる給気の流れと還気の流れの値を入力します。入力した値は、部屋の流量に対するもので、単位面積あたりまたは 1 人あたりのフローに対するものではありません。 |