エンジニアリング データをスペースに追加するには

負荷の計算を行うには、分析するすべてのスペースに SpaceEngineeringObjects、ThermalProperties、ZoneEngineeringObjects スタイル プロパティ セットを追加する必要があります。スタイル マネージャで、gbxml プロパティ セット定義図面から現在の図面にプロパティ セット定義をコピーします。これらのプロパティ セット定義を図面内のスペースとゾーンに割り当てると、エンジニアリング データを編集して適切な環境条件をモデル化できます。その後、このデータを gbXML 形式で書き出し、さまざまな分析ソフトウェア プログラムで使用できます。

  1. [管理]タブ[スタイルと表示]パネル[スタイル マネージャ]をクリックします
  2. スタイル マネージャで、[ファイル]メニュー [図面を開く]をクリックします。
  3. [図面を開く]ダイアログ ボックスで、[コンテンツ]をクリックします。
  4. Styles/Imperial フォルダに移動します。
  5. gbxml プロパティ セット定義(Imperial)図面を選択し、[開く]をクリックします。
  6. gbxml プロパティ セット定義ドキュメント オブジェクト フォルダを展開します。
  7. プロパティ セット定義を選択します。

    SpaceEngineeringObjects、ThermalProperties、ZoneEngineeringObjects スタイルによってこのプロパティ セットが構成されます。

  8. プロパティ セット定義を現在の図面にコピーし、[OK]をクリックします。

    エンジニアリング データ スタイルを図面内のスペースとゾーンに適用できるようになります。

  9. プロパティ セット データを追加するスペースを選択します。
  10. プロパティ パレットで、[拡張データ]タブをクリックし、 (プロパティ セットを追加)をクリックします。
  11. [プロパティ セットを追加]ダイアログ ボックスで、[スペース エンジニアリング オブジェクト]と[スペース オブジェクト]を選択し、[OK]をクリックします。

    このプロパティ セットが、選択したスペースに追加され、[拡張データ]タブに表示されるようになります。

  12. [プロパティ セット]で、次のプロパティの値を指定できます。
    プロパティ 説明
    条件タイプ 部屋の条件を設定する方法を指定します。
    照明負荷 部屋の照明負荷を入力します。スタイルで面積あたりの照明負荷を指定した場合は、[既定の照明負荷]プロパティ セットにより、部屋の面積に基づいて照明負荷が計算されます。このプロパティに照明負荷の値を入力すると、計算された値を変更できます。
    設備荷重 部屋の設備荷重を入力します。スタイルで面積あたりの設備荷重を指定した場合は、[既定の設備荷重]プロパティ セットにより、部屋の面積に基づいて設備荷重が計算されます。このプロパティに設備荷重の値を入力すると、計算された値を変更できます。
    外気の流れ 外気の流れの値を入力します。
    給気の流れと還気の流れ 基準となる給気の流れと還気の流れの値を入力します。入力した値は、部屋の流量に対するもので、単位面積あたりまたは 1 人あたりのフローに対するものではありません。