ダイアログ ファイルをロードする

プログラムは最初に、load_dialog 関数を使用して、DCL ファイルをロードする必要があります。この関数は、絶対パス名が指定されていなければ、AutoCAD のサポート ファイルの検索パスに従って、ダイアログ ファイルを検索します。

すべての load_dialog 関数は、同じコードの後ろに現れる unload_dialog 関数と対応していなければなりません。これは、少し後で説明します。ここでは、ダイアログのロードに必要な方法を紹介します。

;; Load the dialog box.  Set up error checking to make sure   
;; the dialog file is loaded before continuing           
(if (= -1 (setq dcl_id (load_dialog "gpdialog.dcl")))
    (progn
      ;; There's a problem - display a message and set the
      ;; dialogLoaded flag to nil
      (princ "\nCannot load gpdialog.dcl")
      (setq dialogLoaded nil)
    ) ;_ end of progn
) ;_ end of if

変数 dialogLoaded は、ダイアログが正常にロードされたかどうかを示します。このダイアログの初期値を設定するコードで、dialogLoaded の初期値 T に設定しました。上記のコードで明らかなように、ロードで問題が発生した場合、dialogLoaded は nil に設定されます。