図面設定: パス: モデル

車両の回転や連結能力を制限するためにモデルの設定が使用されます。これは通常よりも無難な分析結果を作成するために使用することもできます。

[計算 / 保存間隔]領域の[呼び間隔]編集ボックスの設定は、レポートが計算され図面に保存されるパス上の点の間隔です。 この値を小さくするとプログラムの実行速度が低下します。より多くの計算を実行するためです。この値を大きくすると精度が失われます。この値は、運転する車両のユニットの最短ホイールベースの 75% を越えることはできません。

既定では、車両で定義されたステアリング制限と連結制限を使用します。しかし、このタブの設定によって一時的にこれらの制限を変更することができます。許容するステアリング ロックを、併用可能な 3 通りの方法で制限することができます。選択した方法に基づいて新しいステアリング能力を計算します。物理的な車両の能力を超えない限り、すべての計算処理ではこれらの新しい制限を使用します。

許容する連結角度を、併用可能な 2 通りの方法で制限することができます。この図に基づいて全ユニットの新しい連結能力を計算し、物理的な車両の能力を超えない限り、すべての計算処理ではこれらの新しい制限を使用します。

横転とは、車両がターンする前にそれと反対の横向きにターンしたり、車両が直進し続け遅れてターンすることを意味します。いずれもカットインを最小にするために行います。[最大横転角度]編集ボックの設定値を用いて、通常のパスからの隔たり角度を制限することで横転の度合いを制限できます。