サブ ステアリングには、リンクされたステアリングと、手動でコントロールするサブ ステアリングの両方が含まれます。 サブ ステアリングは、リンクを手動で上書きして構成することも、ハンドルの 2 番目のセットを手動でコントロールして構成することもできます。
リンクのルールは、すべての速度で両方向に適用することができます。 また、特定の速度や角度で 1 つの方向だけに適用されるルールを定義することもできます。 [{Position} 車軸をリンク]を選択すると、車軸を指定して、その角度を連結角度または車輪角度に対するリンクによってコントロールできます。 この場合のリンク比率は、コントロールする車輪角度に対するサブ車輪角度の比率になります。 このオプションをクリアすると、車軸を手動でコントロールするように設定されます。 サブ ステアリングは、リンク車軸または手動コントロール車軸のいずれかでなければなりません。
リンクの[スコープ]をメニューから選択し、[順方向のみ]、[逆方向のみ]、[順方向と逆方向]のいずれかに設定します。
リンクの適用元となる[角度]を入力します。 テーブル内の最初の流入の開始角度は必ず 0.0 になります。この値を変更することはできません。 これよりも大きな角度から始まる角度リンクを使用する場合は、[新規]をクリックして新しいリンクを追加してください。
[基準]によって、次のどれかに決めます。係数を角度に直接適用する(リンクされた角度は、リンク先の項目の角度に直接的に比例します)。または、係数を角度の接線に適用する(リンクされた角度の接線は、リンク先の項目の角度の接線に比例します)。さもなければ、実際のホイールベースとしてリンクを定義することになります。 必要に応じて、[角度]、[接線]、[EWB]のいずれかを選択します。
[角度]または[接線]を使用してリンクを指定する場合は、そのリンクの[係数]を入力します。この係数は、リンクされている車輪のターンを表す場合に、リンク先の項目の角度の比率として表すための数値です。 リンク係数は、次に指定される角度に対して直線的に変化します。 リンク係数は、最も上位にリストされている角度に割り当てられている値を超えることはありません。
実際のホイールベース(EWB)を使用してリンクを指定する場合は、実際の操作軸から実際の固定車軸までの距離を入力します。 EWB は、次に指定される角度に対して直線的に変化します。 EWB は、最も上位にリストされている角度に割り当てられている値を超えることはありません。
速度に依存するリンクを使用する場合は、[これらのリンク比は、次のように速度にも依存します]を選択し、速度に関連するリンクの[スコープ]([順方向のみ]、[逆方向のみ]、[順方向と逆方向])を選択します。
リンクの適用元となる[速度]を入力します。 テーブル内の最初の流入の開始速度は必ず 0.0 になります。この値を変更することはできません。 これよりも高い速度から始まる速度リンクを使用する場合は、[新規]をクリックして新しいリンクを追加してください。
速度リンクの[係数]を入力します。この係数は、リンクされている車輪のターンを表す場合に、リンク先の項目の角度の比率として表すための数値です。 リンク係数は、次に指定される速度に対して直線的に変化します。 リンク係数は、最も上位にリストされている速度に割り当てられている値を超えることはありません。 これよりも高い速度から始まる速度リンクを使用する場合は、[新規]をクリックして新しい速度リンクを追加します。
運転手がリンク比率をコントロールできるようにするには、[このリンクは、ドライブ時に変更できます]を選択します。 順方向への走行中にリンク比率を調整できるようにするには[順方向]を選択し、逆方向への走行中にリンク比率を調整できるようにするには[逆方向]を選択します。 どちらかの方向で速度を制限する場合は、[次の速度未満]を選択して制限速度を入力します。
最後に、リンク比率の変動範囲を入力します。 この値は必ず、リンクされた車輪の制限角度と、リンク先の項目の角度(通常は連結角度)との間の比率として表されることに注意してください。そのため、最小比率の場合はオフトラックが最大になり、最大比率の場合はオフトラックが最小になります。
[{Position} 車軸を手動でコントロール可能]を選択すると、車輪を指定して、その角度をメイン操作軸とは独立して設定できます。 このオプションをクリアすると、車軸がリンクとして設定されます。 サブ ステアリングは、リンク車軸または手動コントロール車軸のいずれかでなければなりません。
サブ ステアリングの最大角度は、サブ操作軸グループ内のいずれかの車輪の最大角度になります。
既定では、サブ ロック時間はゼロです。この場合、サブ ステアリング角度の変更が即時に適用されます。 ただし、サブ ロック時間がわかっている場合は、その値を入力することをお勧めします。