基本操作(チュートリアル)

Autodesk Moldflow Design で優れた射出成形プラスチック成形品を設計する方法について学習します。

成形品内のデザイン エラーを調査し、DFM ウィジェットから読み込まれた情報に基づいて、成形品の変更の影響を確認します。
    1. [開く]をクリックし、チュートリアル フォルダに移動して、mouse_upper.ipt を開きます。通常は、C:¥Program Files¥Autodesk¥Simulation DFM 2014¥tutorial¥ にインストールされています。

      モデルがロードされ、DFM インジケータが計算されてウィジェットに表示されます。

      ヒント: ウィジェットが表示されない場合は、モデルが表示されるウィンドウを最大化します。
      設計の 3 つの領域がウィジェットに反映されます。
      製造可能性
      成形品実行可能性に影響する可能性があるジオメトリと生産の問題。
      コスト効率性
      成形品のコストに対する金型、プラスチック材料、および生産サイクル タイムの影響。
      プラスチック材料影響
      成形品の環境影響。これは主に、成形品を構成しているプラスチック材料に基づいています。
  1. 次のアイコンをクリックします。 ([ホーム]タブ > [製造可能性] > [情報])。

    製造可能性の評価の計算で考慮する要素とそれらの相対的な影響が表示されます。

  2. [抜き勾配]アイコンにカーソルを合わせます。

    全体的な製造可能性結果に対する抜き勾配コンポーネントの関与が表示されます。

    関与は 100% 未満です。最適値などを調査する必要があります。

  3. [抜き勾配]アイコンをクリックして、成形品に悪い影響を与えている成形品の領域を特定します。

    垂直サイドにより、金型から成形品を簡単に削除できません。成形品は、外部 CAD パッケージで修正されました。成形品をインポートし、設計を確認します。

  4. [開く] ([アプリケーション]メニュー > [開く])をクリックし、チュートリアル フォルダの mouse_upper_with_draft.ipt をクリックします。
  5. 次のアイコンをクリックします。 ([ホーム]タブ > [製造可能性] > [情報])。さらに、[抜き勾配]アイコンをクリックします。問題が解決されました。

    2 つのモデルを比較します。

  6. 両方のモデルがロードされていることを確認し、 [左右に並べて表示] ([表示]タブ > [ウィンドウ]パネル > [左右に並べて表示])をクリックします。
  7. ViewCube で[右]をクリックします。
  8. 2番目のウィンドウをアクティブにし、ViewCube で[右]をクリックします。
設計のわずかな変更で、製造可能な成形品になります。

製造設計プロセスの早い段階で製造上の考慮事項に対応することで、時間のかかる作業のやり直しを避けられます。