スタンドアロン ライセンスは、1 つのコンピュータから別のコンピュータに、一時的にまたは永続的に転送できます。
ライセンスの転送が必要になる理由はいろいろあります。たとえば、出張中にポータブル コンピュータで製品を実行したい場合。または、新しいコンピュータを入手し、古い方はもう使用するつもりがない場合。
注: ライセンス条件で、製品を実行することができるコンピュータの数が指定されています。あまりに多くのコンピュータ上で製品を使用すると、アクティベーション エラーが発生することがあります。このようなエラーを回避したり、新しいコンピュータで製品を使用する前にライセンスを転送することによる再アクティベーションを不要にすることができます。
ライセンス転送ユーティリティ(LTU)は、製品に固有のものです。たとえば、AutoCAD のライセンスの転送に、Revit LTU は使用できません。
注: LTU は、2010 以降の製品でのみ利用できます。2009 以前のバージョンでは、
ポータブル ライセンス ユーティリティを使用してください。Maya LT 2016 のユーザの場合は、LTU は使用しません。コンピュータからサイン アウトし、別のコンピュータにサイン インするだけです。
- 両方のコンピュータに製品またはスイートがインストールされていることを確認します。
- ライセンスのエクスポート元であるコンピュータで、製品を終了します。
- ライセンス転送ユーティリティ(LTU)を起動することによって、エクスポートを開始します。
- Windows: [スタート]メニューで、ライセンスの転送元であるオートデスク製品と同じフォルダにある LTU のショートカットを探します。
- Mac OS: [Finder]を使用して、[アプリケーション]領域で LTU を検索します。これは、製品フォルダ内にあります。
- [サイン イン]をクリックします。
[ログ イン]ページで、オートデスク ID とパスワードを入力し、[ログ イン]をクリックします。
- [ライセンスをパブリック インポートとして使用できるようにします]をオンにするかどうかを決定します。
既定ではオフであるこのオプションでは、ライセンスをプライベートとパブリックのいずれとしてエクスポートするかを決定します。
- プライベート エクスポート: この既定のオプションは、他のユーザがライセンスを使用できないようにします。14 日以内に、別のコンピュータにライセンスをインポートしないと、エクスポートはパブリックとなります。
- パブリック エクスポート: このオプションは、自分のライセンスを、同じ製品とシリアル番号を使用する他の人に転送する場合に使用します。たとえば、使用許諾契約で認められている場合、ライセンスを会社の同僚に転送することができます。
- エクスポート先のコンピュータを起動します。
- 前述と同様に LTU を起動して、サイン インします。
- 再度 Autodesk ID とパスワードを入力し、[ログ イン]をクリックします。
[ライセンス インポートの確認]ページが表示されたら、記録用にこのページを印刷し、[完了]をクリックします。