次のいずれかの方法を実行し、Service Pack が収録されていないメディアを使用して SQL Express のインストールを SQL のフル バージョンにアップグレードします。
注: この方法を実行する前に、Server Console をバックアップしておくことをお勧めします。
方法 1
- フル バージョンの SQL のセットアップ アプリケーションを実行します。
- を選択します。
- AutodeskVault インスタンスを選択し、アップグレードを開始します。
- アップグレードが完了したら、SQL の最新の Service Pack を適用します。Service Pack は、このアップグレードには含まれておらず、SQL Express から転送されるわけでもないためです。
方法 2
- Server Console を使用して、Vault の完全なバックアップを作成します。注: この後のステップで、Vault データベースをすべて削除します。このバックアップ内容をテスト サーバにリストアできるかどうかを確認してから、作業を続行してください。リストア テストに失敗した場合には、作業を続行しないでください。バックアップに関する問題点があれば、それを修正してから、この後のステップに進みます。
- リストアが成功したら、ADMS Console を開いて、リストされている Vault とライブラリを削除します。次に、[ツール]メニューから[マスター Vault をアタッチ解除]を選択します。
- すべてのユーザが Vault からログアウトしているか、確認します。
- SQL Express を完全にアンインストールします。以下に挙げられているアプリケーションについても、この順番どおりにアンインストールしてください。
- Microsoft SQL Server 2XXX に関する注意事項: SQL Express のインスタンスが複数存在する場合は、AutodeskVault インスタンスのみをアンインストールしてください。それ以外の SQL パーツについては、このステップが完了したら絶対にアンインストールしないでください。
- Microsoft SQL Server 20XX Browser
- Microsoft SQL Server 20XX Native Client
- Microsoft SQL Server 20XX セットアップ サポート ファイル
- Microsoft SQL Server VSS Writer
- (データ ファイルが格納されている) SQL Express フォルダを Program Files フォルダから削除します。Vault データベースが他のドライブに配置されている場合は、その場所にあるファイルも必ず削除してください。
- AUTODESKVAULT インスタンスを使用して、フル バージョンの SQL をインストールします(「Microsoft SQL Server のプリインストール」を参照)。
- ご使用の Vault 製品に対応する Microsoft SQL のリリースをインストールします。
注: このページのチャートを参照するか、インストールする必要がある SQL リリースの Vault の動作環境を参照してください。
- ステップ 1 で作成したバックアップを、ADMS Console を使用してリストアします。