HumanIK 3.6 から HumanIK 4.0 への移行

このセクションは、既存のコードで HumanIK バージョン 4.0 にアップグレードするために行わなければならない変更について説明します。

ライセンス発行

HumanIK では、HIKCharacter の作成や、ファイルから HIKCharacter をロードするために カスタマ識別文字列とライセンス キーが求められるようになりました。詳細は、「HumanIK のライセンス キーを設定する」を参照してください。

廃止された関数

次の関数は不要になったため、HumanIK から削除されました。

これらの関数の呼び出しをコードから削除してください。

関数プロトタイプへの変更

HumanIK のこのリリースでは、HIKCharacterState クラスのオブジェクトは、クラスに関連付けられた HIKCharacter へのポインタを保持しなくなりました。したがって、HIKCharacterState を引数として受け入れ、以前は内部ポインタに依存していたいくつかの HumanIK 関数は、追加の引数としてポインタを HIKCharacterState が作成されたHIKCharacter に提供する必要があります。

次の関数に影響があります。

ゲームで これらの関数のいずれかを呼び出す場合、これに合わせてコードを更新する必要があります。

新しい非 const 引数

HIKBlendState() 関数は、非 const キャラクタ ステートのみを受け入れるよう変更されました。その HIKCharacterState * pStateIn1HIKCharacterState * pStateIn2 引数は const ではなくなりました。

この関数をゲームで呼び出し、const として宣言された HIKCharacterState オブジェクトを引数として渡す場合、これに合わせてコードを更新する必要があります。