ロール抽出の設定には、キャラクタのプロパティのセットの構成と、必要なソルバ ステップを使用した HIKEffectorSetState の設定が必要です。
HIKSetIKSolvingStep() 関数を呼び出して HIKEffectorSetState のソルバ ステップを設定する場合、HIKSolvingStepRollExtraction ステップを含める必要があります。例:
HIKSetIKSolvingStep(MyEffectorState, HIKSolvingStepAllParts | HIKSolvingStepRollExtraction);
IK ソルバ ステップに関する詳細は、「選択されたボディ パーツをソルビングする」を参照してください。
次のキャラクタのプロパティのセットを使用して、キャラクタの肩、肘、ヒップ、および膝から抽出するロールの量を制御します。
これらのプロパティは、HIKPropertyOffOnタイプです。使用する各プロパティを有効にし、値を設定する必要があります。例:
HIKSetPropertyMode(MyPropertyState, HIKLeftArmRollId, 1); HIKSetPropertyValue(MyPropertyState, HIKLeftArmRollId, 0.6f); HIKSetPropertyMode(MyPropertyState, HIKLeftForeArmRollId, 1); HIKSetPropertyValue(MyPropertyState, HIKLeftForeArmRollId, 0.6f);
「キャラクタ プロパティ」を参照してください。
次の追加のキャラクタのプロパティのセットを使用して、キャラクタの各ロール ノードから抽出し、ロール ノードの子に適用するロールの量を制御します。
上で紹介されている他のロール抽出プロパティとは異なり、これらのプロパティを有効にする必要はありません。次のように値を設定するだけです。
HIKSetPropertyValue(MyPropertyState, HIKLeftArmRollExId, 0.5f); HIKSetPropertyValue(MyPropertyState, HIKLeftForeArmRollExId, 0.5f);
詳細については、「キャラクタ プロパティ」のプロパティの説明も参照してください。