hik2fbx
hik2fbx ツールはコマンドライン ユーティリティです。これは、HumanIK からダンプされたキャラクタ データ ファイルをオープン スタンダードの .fbx フォーマットに変換します。これらの .fbx ファイルを使用し、Autodesk® MotionBuilder® のような互換性をもつオーサリング ツール内でキャラクタライゼーションのセットアップ、キャラクタ状態、およびエフェクター配置を視覚化およびテストすることができます。
構文
hik2fbx.exe HIKCharacter.hik [HIKCharacterState.hiks] [HIKEffectorSetState.hikes] [HIKPropertySetState.hikps]
ディテール(Details)
- HIKCharacter を含む .hik ファイルを渡さなければなりません。このファイルに含まれるキャラクタライゼーション データは、.fbx ファイルに新しいスケルトンを設定するために使用されます。
- 出力 .fbx ファイルの名前は常に入力 HIKCharacter ファイルと同じになります。
- オプションとして、HIKCharacterState を含む .hiks ファイルを渡することができます。これを行うと、キャラクタのスケルトン(その FK リグ)はそのポーズを使用するよう自動的に設定されます。
- HIKEffectorSetState を含む .hikes ファイルを渡すことができます。これを行うと、キャラクタの IK リグの位置と回転は、エフェクタに渡された状態で設定されます。
- HIKPropertySetState を含む .hikps ファイルを渡すことができます。。これを行うと、キャラクタのソルビング プロパティは渡されたステート内のプロパティに一致するように設定されます。
これらの入力データファイルは、HumanIK API で提供される関数を使用してランタイムでゲーム エンジンから作成することができます。詳細については、HumanIK オブジェクトをセーブおよびロードする、および hikdump.h ファイルに定義された関数を参照してください。
出力 .fbx ファイルは MotionBuilder 内での使用のために最適化されます。また、ファイルを開き、標準 FBX と互換性をもつ他のアプリケーション内でそのデータを視覚化することもできます。