テキスト関数リファレンス

[関数] [テキスト] をクリックして、利用可能なテキスト関数を表示、挿入します。 テキスト関数は、テキスト プロパティを操作します。テキスト関連のクエリーをフォーマットするのに便利です。これらの関数は、ラスター、WFS、および WMS のプロバイダを除く、すべてのデータ プロバイダに利用できます。

空間データ フィーチャの式を作成するには、次のテキスト関数を使用できます。

関数 定義 構文

CONCAT

複数の文字列を 1 つに結合します。

CONCAT は任意の数の引数を取ります。引数は、[Geometry]プロパティまたは[Raster]プロパティ以外のどのようなプロパティ タイプにでもできます。戻り値は文字列データ型を使用します。

標準的なスタイルを使用するときに、改行を入力するには、‘\n’ を使用します。拡張スタイルを使用するときに、改行を入力するには、'\P' を使用します。これらのパラメータでは、大文字と小文字が区別されます。

静的文字列ラベルまたはスペースを含めるには、一重引用符で囲みます。

CONCAT を[Boolean]プロパティと一緒に使用すると、戻り値は True/False ではなく 1/0 になります。

CONCAT(プロパティ, プロパティ, ...)

CONCAT(First_Name, ‘ ‘Last_Name,’\P’ ‘Address: ‘, Street_number, ‘ ‘, Street_name, ‘ ‘, Suffix)

この例の場合、次のようなツールチップが作成されます。

John Smith

Address: 123 Maple Street