[ハードウェア]タブのリファレンス([アプリケーション オプション])

これらの設定は、形状の外観とシステム パフォーマンスに関係します。

操作方法

[オプション] [ハードウェア]タブ

次のようないくつかの要因が、最終結果に影響します。

これらの要素は、さまざまな形で異なる可能性があります。たとえば、OS では DirectX 10 がサポートされているが、グラフィックス ハードウェアではサポートされていないという場合があります。逆のことも言えます。

このうちいずれかのオプションに変更を加えたときにグラフィックス ウィンドウが開いたままであると、変更後の設定はウィンドウがすべて閉じられるまで反映されません。

次のグラフィックス設定の選択肢は、グラフィックスの基本設定を決定し、システム パフォーマンスに影響を与える可能性があります。

[クオリティ]

この設定は、システム パフォーマンスよりもグラフィックス表示を優先させます。Windows 7 および Windows 8 が動作しているマシンでは、アンチエイリアシングを有効にすると、グラフィックス表示の表示品質が上がります。

パフォーマンス

この設定は、グラフィックス表示よりもシステム パフォーマンスを優先させます。Windows 7 および Windows 8 が動作しているマシンでは、アンチエイリアシングはオフになっています。これが既定の設定です。

[最適化]
この設定では、システム パフォーマンスよりも信頼度が優先されます。グラフィックス ハードウェアから最高のパフォーマンスを得るためのアルゴリズムやメカニズムは使用されません。この設定では、信頼度は高くなりますが、[クオリティ][パフォーマンス]に設定した場合と比較して、表示パフォーマンスが低下することがあります。
[ソフトウェア グラフィックス]

ハードウェアではなくグラフィックス処理に基づいてソフトウェアの使用を指定します。この設定は、多くの場合、グラフィックスの選択肢の最後の手段とみなされていました。ただし、マシンに古いグラフィックス カードを搭載している場合でも、オペレーティング システムが新しい Windows 7 または 8 である場合は、このオプションを使用して DirectX 10 がサポートされている機能を利用することが可能です。

サポートされているオペレーティング システムは次のとおりです。

注: グラフィックス オプションの変更は、Inventor セッションでドキュメント ウィンドウがすべて閉じたときに有効になります。

[診断]: メッセージ ボックスに診断テストの結果を表示します。その内容は、選択した[ハードウェア ドライバの種類]によって異なります。表示の問題を報告するときは、[診断]、[OK]の順にクリックし、コピー/貼り付けバッファの内容をレポートに貼り付けます。顧客エラー レポートが作成されて Autodesk に送信されれば、レポートとともにバッファ情報も送信されます。