1 つまたは複数のコンポーネントを複製して作成したオカレンスを円形状パターンや矩形状パターンに配列します。パーツ上でパターン化されたフィーチャを使用して、矩形状パターンと円形状パターンの数と間隔を設定することができます。
コンポーネント同士を固定するときに複数のボルトを配置したり、複数のサブアセンブリを配置して複雑なアセンブリを作成する際には、アセンブリ コンポーネントを
パターン
化して配列します。
- コンポーネントの数とコンポーネント間の角度を指定して、円形状パターンを作成します。
- 列と行の間隔を指定して、矩形状パターンを作成します。
- パーツ上でフィーチャをパターン化して適用し、関連付けられた矩形状パターンや円形状パターンを作成します。
アセンブリ パターンにパーツ フィーチャの配列や間隔を適用すると、パターンを関連付けられます。パーツ フィーチャのパターンに変更を加えて、アセンブリ パターン内のコンポーネントを追加または除去できます。
アセンブリ ワークフローにパターンを組み込むには、どうしたらよいですか?
アセンブリにコンポーネントが追加されていればいつでもアセンブリ パターンを作成できます。アセンブリにコンポーネントを追加すると、次のことが可能になります。
- コンポーネントを選択し、コピーしてパターン化できます。
- アセンブリ パターンをパーツ フィーチャのパターンに関連付けることができます。パーツ フィーチャのパターンに変更を加えて、アセンブリ パターン内のコンポーネントを追加または除去できます。
アセンブリ パターンに対してどのような操作を実行できますか?
パターン要素はアセンブリ パターンのメンバです。
エレメント
には 1 つまたは複数のコンポーネント
インスタンス
が含まれます。コンポーネント インスタンスはパターンが完成するとアセンブリに追加されます。たとえば、矩形状パターンに 6 個のボルトと座金が 2 組ずつ 3 列に並んでいるとします。パターンが完成すると、6 個のエレメント(各エレメントにボルトのインスタンス 1 個と座金のインスタンス 1 個)がアセンブリに追加されます。
パターン要素は、ブラウザでアセンブリ パターン アイコンの下に一覧表示されます。展開すると、インスタンスはアセンブリ内の他のインスタンスと同じように操作できます。以下のことができます。
- アセンブリ コンテキスト内でのパターン インスタンスの編集(パターン内のすべてのコンポーネントに適用)
- 各パターン インスタンスまたはアセンブリ パターン全体の表示/非表示の切り替え
- 色などの外観のオーバーライドの結果表示(選択したパターン インスタンスにのみ適用)
- パターンに含まれないパーツへの、パターン インスタンスの拘束
- パターン要素の省略
- パターン内のすべてのインスタンスの置換
ブラウザのコンポーネント パターン アイコンを右クリックして、パターン全体に対して編集、削除、注記の作成、上下の階層への移動(可能な場合)、表示/非表示の切り替えを行うことができます。エレメントをパターンから独立させたり
復元
することができます。
アセンブリ パターンに何を組み込めますか?
コンポーネント パターンでは、次のことが可能です。
- パーツ フィーチャへの関連付け。パーツを編集したり、パーツ パターンから追加または削除する場合に、対応する結果がアセンブリ内に自動的に反映されます。
- 単独で配置されたコンポーネントとは異なる特性のアセンブリ オブジェクトとして扱われます。たとえば、ブラウザ内の個別のアセンブリ パターン要素を展開することができます。その後、(サブアセンブリのように)パターン要素内のコンポーネント インスタンスをアクティブにして編集します。
- 別のコンポーネント パターンに含まれます。たとえば、コンポーネントの周囲に締結部品のパターンを作成する場合などです。その後、コンポーネントと締結部品のパターンで構成されるパターンを作成します。
パターン要素は、パターン非依存にできますか?
ブラウザでソース以外のパターン要素を 1 つまたは複数選択し、右クリックして[独立]を選択すると、パターンとのリンクを解除できます。エレメントを独立させると、次のようになります。
- 選択したパターン要素は省略されます。
- エレメント内に含まれる各コンポーネント インスタンスのコピーが、省略したエレメントと同じ位置および向きに配置されます。
- ブラウザ階層内のパターン ノード上部に、新規のコンポーネントが独立して一覧表示されます。
- ブラウザに、パターンとのリンクが解除されたことを示す記号が表示されます。
- パターンのパターンには、独立したエレメントを保持できません。
独立したエレメントをパターンに
復元
することはできますが、エレメントを独立させたときに作成されたコンポーネントのコピーは自動的には削除されません。たとえば、Element:2 を独立させて、それに screw:2 が含まれている場合は、ブラウザの記号が表示されます。この記号はパターンとのリンクが解除されたことを示し、screw:2 がブラウザ階層内のパターン ノードの上にコピーされます。Element:2 を復元しても、screw:2 のコピーはブラウザ内のパターンの上部に残ります。
コンポーネント パターンの管理に関するヒント
次のようなヒントを利用すると、コンポーネント パターンの編集時に望みどおりの結果が得られます。たとえば、次のいずれかを入力します。
- ブラウザ内で、さまざまなパターン要素を選択できます。展開されたエレメントだけが選択されます。
- パーツ フィーチャのパターンと照合する際に、パターンのすべての要素が正しく更新されるようにします。コンポーネント パターンのソース(最初の要素)をフィーチャ パターンに拘束します。
- 独立したエレメントをパターンに復元する場合は、そのコンポーネントのコピーを移動または削除して、2 つのパーツが同じ位置および向きで重なることがないようにします。
パターンをパーツ フィーチャのパターンに関連付けると、フィーチャのパターンを変更してアセンブリ パターン内のコンポーネントを追加または削除できます。個々のオカレンスまたはすべてのオカレンスについて、表示/非表示を設定できます。
パターンに含まれている場合、関係および iMate は可能な限り保持されます。