Inventor のデザイン ライブラリのテンプレートを ETO プロジェクトに使用する

新しい Inventor ETO プロジェクトを開始するには、Inventor のデザイン ライブラリのテンプレートを使用します。既存の Inventor ETO プロジェクトをインポートすることができます。

Inventor のデザイン ライブラリのテンプレートをプロジェクトに使用する

  1. 開始するには、Visual Studio を起動して、[ファイル] [新規作成] [プロジェクト]をクリックします。[新しいプロジェクト]ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. [IntentV3]セクションで、Autodesk Inventor ETO Design Library テンプレートを選択し、プロジェクトに名前を付けます。
  3. 必要に応じて場所とソリューション名を変更します。
  4. 選択が完了したら、[OK]をクリックしてプロジェクトを作成します。

作成されると、新しい Visual Studio プロジェクトには 3 つの主要要素が含まれます。

  1. Design Files フォルダには、このプロジェクトに固有のすべてのデザイン(iks)ファイルが含まれています。
  2. 注: 他のフィーチャはこのフォルダ構造に依存しているため、元の構造を維持することが重要です。
  3. Inventor プロジェクト(ipj)ファイルは、ETO ソリューションで作業するときや、コンポーネントをアダプトするときなどに Inventor でロードします
  4. 既定のルート アセンブリ デザインが作成され、エディタにロードされます。

この開始点から ETO ソリューションの作成を始めることができます。Inventor で新しいプロジェクトを開き、Design Files フォルダに含めるパーツやアセンブリをアダプトします。新しいデザインを一から作成するために、新しいデザイン テンプレートを使用します。

デザイン テンプレートを使用する

デザイン テンプレートを使用して、プロジェクト内に新しい空のデザインを作成します。

  1. Design Files フォルダ(上記 1)を右クリックし、[追加] [新しい項目]をクリックします。
  2. Design テンプレートを選択して[追加]をクリックします。
  3. デザイン エディタと同様に[新規デザイン名]、[親デザイン]、およびオプションのシステム デザイン mixin を指定します。
  4. デザインを作成するための入力内容に問題がなければ、[OK]をクリックします。作成されると、デザイン エディタと同様にエディタで新しいデザインがロードされます。
  5. 必要に応じてデザインをここに追加します。iks ファイルが Design Files フォルダに存在している限り、アダプトされたパーツ デザインや Inventor から追加されたデザインは Visual Studio プロジェクトに自動的に追加されます。