カスタム ホスト デザイン ライブラリ テンプレート

Inventor ETO サーバは、1 つまたは複数のリモート サーバ上で Intent ベースのアプリケーションをホストし、やりとりするためのリモート API の使用をサポートしています。Inventor ベースの Intent アプリケーションはこの環境でサポートされています。しかし、CAD ホストなしで、または指定するカスタム ホストを使用して Web ベースの Intent アプリケーションの作成を希望する場合があるかもしれません。カスタム ホスト デザイン ライブラリ テンプレートは、そのようなアプリケーションを作成するために使用されます。

開始するには、Visual Studio を起動し、メニューから、[ファイル] > [新規作成] > [プロジェクト]を選択します。[新規プロジェクト]ダイアログが表示され、次に示すように、IntentV3 セクションを確認する必要があります。"Autodesk ETO Series カスタム ホスト デザイン ライブラリ" のテンプレートを選択し、プロジェクトに名前を付けます。

選択が完了したら、[OK]をクリックしてプロジェクトを作成します。新しい Visual Studio プロジェクトが作成されます。プロジェクトには、空のルート デザインと IntentHost.config という名前のファイルがあります。

この設定ファイルの形式は、いくつかのオプションの要素がある非常にシンプルな XML です。ファイル内のコメントの指示に従います。これは、すべての要素を含むファイルの例です。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<IntentHost schemaversion="2.0">
  <Configuration>
    <HostLib LibraryName="slhostlib" />
    <SearchPaths>
      <SearchPath Name="WebDesigns" Path=".\CombinedDesigns" />
    </SearchPaths>
    <HostAPI Name="Sample.HostAPI.dll">
      <HostApiType>Sample.HostAPI.CustomHostAPI</HostApiType>
    </HostAPI>
    <AssetPath Path=".\Assets" />
    <ActionDLLPaths>
       <ActionDLLPath Name="SampleAction" Path=".\Actions\MyActions.dll" />
    </ActionDLLPaths>
  </Configuration>
</IntentHost>

• HostLib は、UI ツール web アプリケーションのための Silverlight など、使用するホスト ライブラリを定義します。
• SearchPath 要素は、環境設定ファイルに対するデザイン ライブラリの相対的な場所を提供します。
• HostAPI は、必要に応じて CLR ベース(.NET)のカスタム ホストを定義します。
• AssetPath は、UI ツール web アプリケーションのための .stl ファイルなどのアセットへのパスを定義します。
• ActionDLLPath 要素は、UITools web アプリケーションで使用するアクションを含む DLL ファイルの場所を提供します。