タスク ファイルは XML ドキュメントです。バッチ処理中の Intent サーバのアクションを指定します。
XML ルート要素は <IntentServer> です。子要素 <Project> はモデルを実行する Inventor プロジェクト コンテキストを指定します。
プロジェクト内で、次のいずれかの方法でモデルを指定します。
- <OpenFile> モデルをテキスト ファイルまたは Inventor アセンブリ ファイル(IAM)に保存します。
- <IncludedModel> モデルをタスク ファイル自体に組み込みます。
- <NewModel> 空のモデルを作成します。
モデル タグでは、次の子を使用できます。
- <Evaluate> Intent 式を評価します。
- <SetRuleValue> Intent ルール式を修正します。
バッチ プロセッサはタスク ファイル内の他のすべての要素を無視します。バッチ処理が完了すると、プロセッサは評価と結果の詳細をタスク ファイルに追加します。特定の手順についての情報が XML 構造の属性に保存されます。
XML 要素とその属性
- IntentServer
- タスクの説明です。
- 属性
-
- name (必須)バッチ ジョブの名前を指定します。
- outputDir (必須)出力タスク ファイルを保存するフォルダを指定します。
- true に設定した場合 、 trace オプション、既定値はfalse)は、診断文字列はバッチ処理中にコンソールに出力されます。
- true に設定すると 、 timing オプション、既定の false で、出力タスク ファイルにバッチ ジョブの開始時間と終了時間の情報が含まれています。
- 出力属性
-
- コンピュータネットワーク名 ] machine
- user [ユーザ名
- inventor Inventor サーバのバージョン
- start [ 開始時間]
- end 完了時間
- [プロジェクト]
- Intent サーバを切り替える Inventor プロジェクトを指定します。
- 属性
-
- name (必須) Inventor プロジェクト、IPJ ファイルの完全修飾ファイル名の短い名前を指定します。
- true に設定すると 、 timing オプション、既定の false で、出力タスク ファイルにプロジェクト アクティビティの開始時間と終了時間の情報が含まれます。
- 出力属性
-
- start [ 開始時間]
- end 完了時間
- OpenFile
- Intent サーバが外部テキスト ファイルからモデルをロードするか、Inventor IAM ファイルからロードするかを指定します。
- 属性
-
-
name
(必須)モデルを含むファイルの名前を指定します。 完全修飾名を指定しない場合、検索は次の順番で実行されます。
- タスク ファイルの場所
- Inventor プロジェクト作業スペース
- Intent 検索パスで指定された場所
- true に設定すると 、 timing オプション、既定の false で、出力タスク ファイルにモデル アクティビティの開始時間と終了時間の情報が含まれます。
-
name
(必須)モデルを含むファイルの名前を指定します。 完全修飾名を指定しない場合、検索は次の順番で実行されます。
- 出力属性
-
- start [開始時間]
- end 完了時間
- IncludedModel
- Intent サーバがその子 CDATA 要素から組み込まれたモデルをロードするよう指定します。
- 属性
-
- name (必須) Inventor ドキュメント名を指定します。
- true に設定すると 、 timing オプション、既定の false で、出力タスク ファイルにモデル アクティビティの開始時間と終了時間の情報が含まれます。
- 出力属性
-
- start [開始時間]
- end 完了時間
- NewModel
- Intent サーバが即座に新しいモデルを作成するよう指定します
- 属性
-
- name (必須)モデルの名前を指定します。
- baseDesign (必須)名前ルート パーツ デザインを指定します。
- true に設定すると 、 timing オプション、既定の false で、出力タスク ファイルにモデル アクティビティの開始時間と終了時間の情報が含まれます。
- 出力属性
-
- start [開始時間]
- end 完了時間
- Evaluate
- Intent サーバが Intent 式を評価するよう指定します。
- 属性
-
- expression (必須)式文字列を指定します。
- part オプションは、ルート( 既定)コンテキストパーツを指定します。
- true に設定すると 、 timing オプション、既定の false で、出力タスク ファイルに評価の開始時間と終了時間の情報が含まれます。
- 出力属性
-
- 評価する場合、結果の文字列 result 成功
- 評価に失敗した場合のエラーテキストで 、 error
- start [開始時間]
- end 完了時間
- SetRuleValue
-
- 属性
- Intent サーバが Intent ルールの式を設定するよう指定します。
- rule (必須) Intent ルールの名前を指定します。
- expression (必須)設定する式文字列を指定します。
- part オプションは、ルート( 既定)ルールを含む Intent パーツを指定します。
- true に設定すると 、 timing オプション、既定の false で、出力タスク ファイルに評価の開始時間と終了時間の情報が含まれます。
- 出力属性
-
- 操作結果の文字列の場合は 、 result 成功
- 操作に失敗した場合のエラーテキストで 、 error
- start [開始時間]
- end 完了時間
Intent サーバによるバッチ処理のタスク例
出力 XML は ".¥output" フォルダに保存されます。すべての操作の詳細がハイライト表示されています。
