MakeIKB は、任意の数の Intent Language バージョン 3.0 ソース ファイルを 1 つのバイナリ ファイルに収集するために使用されるコマンド ライン ツールです。このプロセスでは解読可能なソースがすべて除去され、基本的な命名情報のみがそのまま残ります。バイナリ形式は元のソースより大幅に小さくなります。
MakeIKB は、エンド ユーザへのルール セット(デザインおよび関数)の配布に適しています。ソース情報は保持されないため、機能は同一ですが、開発モードでの作業が難しくなる場合があります。
MakeIKB.exe はコマンド ライン アプリケーションで、インストール場所から実行する必要があります。呼び出されると、Intent カーネルを初期化してソース ファイルをバイナリ形式にコンパイルします。Intent が初期化が終わると、MakeIKB は何百ものファイルを数秒でコンパイルできます。スタートアップ時間のため、一度に 1 つのファイルを処理するよりも、フォルダ全体をバッチ処理する方がはるかに効率的です。各呼び出しには、宛先ファイルへのパスを含める必要があります(Intent が認識するために拡張子 .IKB を含める必要があります)。オプションのコマンド ライン フラグにより、ソース ファイルの場所とその他の動作をある程度コントロールできます。
MakeIKB がコマンド ラインに情報を報告します。この出力で成功または失敗を確認します。コンパイルが失敗しても処理は停止せず、コンパイルに失敗したデザインまたは関数が作成される IKB に含まれなくなります。
Intent Language ソースを直接コンパイルするため、MakeIKB の出力はそれを生成するために使用されたのと同じバージョンの Intent でのみ使用できます。これには通常、マイナー バージョンが含まれています。Intent は検索パス内にある適切でないバージョンの IKB ファイルの存在を報告します。
IKB ファイルからロードされたデザインおよび関数には、Intent ユーザ インタフェースのパーツ エディタまたはその他の部分を効率的に使用するために通常存在する情報のすべては含まれていません。これらは Intent アプリケーションの奥深くでのより支援的な役割のためのものです。