position()

概要

list から検索条件を満たした最初の項目の位置を返します。 最も単純な形式では、項目と一致する list inList から最初の項目の位置を返します。 inList の各エントリに適用される関数名であるキーを指定すると、より役立ちます。エントリは、条件を満たしている場合は、 NoValue が戻されます。

構文

position ( item as Any, _
           inList As List, _
           Optional key As Any = :Identity ) As Any 

引数	[タイプ]	説明
item	any	検索が成功するために一致する必要のある値です。
inList	list	候補の List をクリックします。 一致する最初のものだけが返されます。
key	Any	任意指定。 既定値 :Identityは、関数または integer 値の名前にすることができます。 関数名を使用すると、関数は、 list の各項目に対して呼び出されます。 関数は、項目に対して一致し得る値を返す必要があります。 integer 値を使用する場合は、 list 内の各項目は、それ自体が list である必要があります。 値は、項目に対して一致する値が記述されている各サブリスト内の位置を表します。

例 1

単純な一致

integer 
[ 値 13 位置 3 で一致していました。 ここには 、Intent >position(13, {11, 12, 13}) 
--> 3 

をクリックします。

例 2

一致なし

NoValue
 が返されます。Intent >position(7, {4, 8, 2}) 
--> NoValue 

ここで、 integer の値が 7 の場合、一覧の項目と一致しませんでした。

例 3

key 関数を使用します。

Intent >position(9, {{3, 6, 9}, {9, 5, 6}, {9, 1, 2}}, key := :first) 
--> 2 

この例では、アイテム inList の各 lists の最初のメンバにのみが比較されます。 最初の一致の位置のみが返されることに注意してください。

例 4

整数キーを使用する

Intent >position(42, { {"abc", 10}, {"def", 42}, {"ghi", 18} }, key := 2) 
--> 2 

ここでは、各サブリストの 2 番目の要素が項目と比較されます。 これは 2 番目のサブリストに一致します。